多くの方が連休を楽しまれることと存じます。
武漢ウイルス(COVID-19)の5類への引き下げは5/8とは言え、多くの方が移動も兼ねて久方振りの大型連休の楽しみ方をされることと期待しております。
私自身は暦通りの休みで、客先も止まり易いこの時期は評価面談など社内業務を進めます。
何より溜まりつつある本を読み進める良い機会でも有るので、本を読み思考を深める事を楽しみたいと考えています。
『人・本・旅』から脳は刺激を受け易いとは、出口治朗氏が常々仰っている事ですが、私はこれに『星・呑』を加えて、刺激をより多く得るようにしております。
仕事が人生のすべてでは有りませんが、人生の中でも多くの時間を費やす場所なので、どうでも良い場所では有りません。
より充実した仕事生活を送るには、仕事に対する哲学なりを纏めておくことが肝要でしょう。
仕事哲学と経営理念が合う職場を選ぶことが、より良い職業選択の一つになると思って居ます。
同じ業界でも経営理念は大きく異なることが多分に有ります。
志・信念同様に経営理念を見ておくことと、理念に沿った経営が為されているかは確認が必要です。
経営理念と経営を繋ぐのは経営者自身の経営哲学だと教わったことがあります。
経営哲学は経営者が代われば当然に変化が生まれますし、常に同じであることは有りません。
リーダーシップは人の数だけあるからです。
勿論、体系的にある程度纏めることは出来るでしょうが、細かい点では各人異なるでしょう。
この経営哲学を磨き上げ続ける事こそが経営者の生涯の仕事でもあると捉え、日々学び実践をしていきます。
学習を止める事が有っては成らない、社会への貢献を実践していく為には必要不可欠なことだと思いますので、5月を迎え軽装になる中でも、思考は重厚にしてまいります。
今週、仲間の家族が増えたとの連絡が入りました。
学生の方々から聞かれる質問で、『仕事上での喜びは何ですか?』と問われることが良く有ります。
多くの方の回答は『給与をもらった時』と言うよりは、『客先・仲間などに感謝されたとき』を中心に回答されている印象です。
私自身の喜びは、『社員の家族が増えた時や、社員が旅行に行ったとき、旅行の計画を立てている時』です。
会社の将来のイメージが持て無ければ、家族を増やすことや、旅行に行く事も進学させることも難しく捉えてしまうでしょう。
150周年史を読み返し、常に企業は人であることを思い知らされています。
その時々で変化が多いので、乗り越えるまでの期間現役がシンドイものです。
振返れば笑い話になる事も、その当時の本人にとって大変なことが有ると思います。
私は恵まれて諸先輩が様々な場面に付き合って頂き乗り越えた事が多分にあるので、これからは多くの若手が困難に感じる場面に一緒に立ち、最前線で解決していこうとする姿勢を示すことも実践していきたいと思います。
200周年に向け多くの若手の配属先が決まった事でしょう。
5月から新たな船出をされることを楽しみにするとともに一緒に仕事が出来る仲間が増えていく事を喜び、切磋琢磨してまいります。