4月の過ごし方

早くも4月は残り一週間と成りました。
毎度のことながら業界の特性も有り年度末は業務が集中する事から、作業を完了させることに集中します。
年度が明けても決算期であることから4月に入ってからは報告書・請求書を漏れなく、取引先とも確認していく作業を進めています。
そんな中でも新入社員対応や新たな法制度の施行であったり、社内の年度方針の変更など慌ただしく4月も過ぎていきます。
それでも1~3月迄の追い立てられた雰囲気とは異なり、精神的には余裕が有る事もあってか、どうも各業務の緊張感が緩くなってしまい、質の低下に伴い業務速度が下がってしまうように感じます。
4月に入り一息つきたい想いが有る事は否定しませんが、新たな年度を迎えしっかりと行動を変革できていなければ、今年度末も同じような慌ただしさで迎えてしまうことになるでしょう。
業界特性を一社で変更できることは有りませんので、年度末が多忙になる事は早々変更は有りません。
それでもその備えをしておくことで、余裕を持って迎えられるようになることでしょう。

この第1半期の過ごし方が下期の効率性を決めます。
私自身も含めしっかりと充実・革新させる上期を過ごして、拡大発展させる上期を迎えていきたいと思います。
連休に入れば、なかなか仕事モードを保つ事は難しい事でしょう。
個人的には、今年度の変革期は昨年度以上の物があることを感じています。
昨年度の過ごし方で151年目を迎えているASOグループでやるべきことが多数あり、私自身の役回りを変化させていく必要を感じています。
その為にも自分自身が更なる学びを深めると共に成長に向けて行動をしていきます。
150周年史を手にする機会を増やしておりますが、いつの時代においてもやはり我々のグループは人が全てです。
更には、いつの時代においても変革の風は吹いており、旧態依然としたままでは200周年を迎えることは適いません。

先週の学部生との授業で教わった中にDropBox創業者のMITでの卒業生に向けた講演が有りました。
その中で自分のサークルの大切さを問われていました。
『自分が最も多く過ごす5人はどんな人であるか?』と言う問いはとても示唆に富んでいました。
この10年で過ごす時間が多かった5人、刺激を受けた5人はどんな方になっている者でしょうか?
そもそもメンバーに変化はあるでしょうか?
このサークルを意識して見ることはとても興味深いと考えています。
サークルを同じままにするのも変化させるのも自分自身の考え1つです。
この周囲のサークルに居る5人から受ける影響はとても大きいでしょう。
切磋琢磨できるめんばーなのか、師匠のような方なのか、10年ひと昔で変化のないメンバーを揃えるのか、自分の人生は自分で選べることを指し示してくれています。
更にはその講演では、人生は30,000日程度と考える事の大切さも伝えていました。
私自身は17,000日を超えており、折返しを過ぎています。
人生は一度切り、長いようで短いものです。
後悔の無い人生を歩むためにもこれからも人生の師を複数持ち、学び続ける事で自己充実を図り、実践を通じて成長・発展してまいりたいと思います。

与えられている全ての環境への感謝を忘れずに過ごします。