苦難にまさる教師なし

致知12月号の特集が表題でした。
KAIL受講時に橋田氏が大切にされている言葉として『艱難汝を玉にす』をお聞きしてから、強く心に残っています。
人材派遣の営業時代に持ち歩いていたツールの標語に『課題のない組織は存在しない』と言うものがあり、これは成長を求める証左でもあると感じていました。
課題を見出せなければ、そのまま停滞するか衰退するかのいづれかでしょう。
常に自らに問いかけ成長するための課題を模索し続けることはとても重要なことであると捉えています。

『苦難にまさる教師なし』も力強く生きている証の一つでもあると感じます。
振返った時にしか楽しめないものではあるとは思いますけど、苦難を感じた時に逃げ出さずファイティングポーズを取り続け、果敢に挑戦をしていく事が人間としても大きな成長を遂げる良い機会であると考えています。
コロナ禍において多くのことを考える機会が増えています。
そんな中、様々な課題にも気づけますけど、一朝一夕で解決できない課題にも直面をしています。
時間を要すかもしれませんけど、その道を目指さなければ求める未来を掴み取れないと感じています。

『容易ではないけど、不可能ではない。その突き抜けた先に自分の信じる未来が有る』
私の手帳に刻まれている『変革と創造のプロセス』に直面してまいりました。
これを達成することは将来の組織の当たり前に繋がります。
今は不可能であり、非現実的に見えていても、達成すれば何を困っていたのかと思うほどに当たり前になる組織に生まれ変われます。
そもそものあるべき姿になると言えます。
その為には、皆がいつも楽しく前向きに働くマインドセットが肝要なのだと感じています。
やらされる作業から、自らが創り出す仕事への自分のレベルを昇華していく事を支援することが組織の役割の重要な一つであると捉えています。
持続可能な組織に変革を遂げる為にも目の前に横たわる大きな課題・苦難から逃げることなく誠実に向き合い考え続け、明るい未来を達成するべく日々尽力してまいります。

今月も致知に感謝です。