新しい酒は新しい革袋に盛れ

今週は表題が頭の中を巡る機会の多い一週間でした。
小学生の頃に玉川学園で教わった言葉で、あまり好きな表現ではなく、新しいものも古いものも共存共栄することは出来ないものかと理想論ばかりを追い求めていました。
いまでも理想の世界を求めていないわけでは有りませんが、新たな時代には変われない人間では残ることが出来ないのであろうことを痛感しつつあります。

『万物は流転する』の言葉通り、世の中は変化を続けます。
どのような人間であっても何らかの変化を起こし続けている立場でも有ります。
にもかかわらず、どこかの時点で何かが当たり前になってしまい、環境に甘んじてしまう人が増えてしまいます。
自らの頭で考える習慣を身に付けなければ、環境はあっという間に変化してしまうのに恵まれた環境に胡坐をかき、成長や変化を止めてしまうことは自分の可能性を狭めてしまうだけになります。
どのような人でも新たな環境に馴染むためには多くの未経験を通じて、自分自身への変化が必要であることを痛感します。
それが数年も経つうちに多くの方は現状に甘んじてしまいます。
J・F・ケネディが語った『There are risks and costs to a program of action, but they are far less than the long-range risks and costs of comfortable inaction.』に同意する私としては、常に行動をしていきたいと思います。

現状のままでいれば、数年は楽かもしれません。
しかし、その後大いなる変化に打克つことは出来ません。
『コンフォートゾーンから出る』というのは尊敬する起業家の方々から教わった言葉です。
短期的な喜びではなく関わる方を中長期的に幸せにすることが経営者の使命の一つであると小宮一慶氏に教わったことも有ります。
人によっては痛みの伴う改革になるかもしれませんが、組織が中長期的に発展継続するために変化を続けていこうと考えている所存です。

具体的一歩を踏み出したのちは不退転の覚悟で邁進いたします。
少しずつでは有りますが、多くの方に期待され支えられたその成果を社会に還元できる道筋が見えてきたようにも感じます。
しっかりと成果に結び付けてまいります。
また、将来を見据えた新たなインプット活動も並行していくつか仕込んでおりますので、数回に分けた段階的成長を遂げられる自分に期待もしています。
これからの人生において今が一番若いのであることを十二分に自覚しまして、後悔の無い日々を送り続けてまいります。