人に薦められて『生命の信号』著者:村上和雄氏を読了しました。
表題は副題です。
非常に興味深く読んでおりまして、途中で著者の名前は良く致知にて拝見する方であるとも気付きました。
私にとっては勇気を与えてくれる内容であったと共に、今まで考えていたことについて背中を押して頂いた感も有ります。
そして何より、我々の環境には常に何かしらの『Something Great』があると感じていらっしゃることにも同意する次第です。
我々は色んな縁を持って成果を得るわけですが、それらを全て人為的に出来ていると感じるのはとても危険な感じがいたします。
特に自然に対して畏怖の精神が無くなってしまうことは、危うい道へ踏み出すことに繋がってしまうと考えています。
自分の信じた道を愚直に一所懸命進むことで初めて成し得てきたことが人類社会にはあるわけですけど、その際に感じることは導かれているかのような現象なのだろうと思っています。
『無限力我が内にあり』という絵画が麻生グループ内で飾られている事務所が複数ありますけれども、この無限力も何らかの大いなる力に導かれているものだと考えています。
その導きに出会うためには、一所懸命な不断の努力による結果でしか無いと思っています。
そこで成し得た成果に対して、謙虚に『運が良かった』と言える心持こそが継続してことを成していく方々に共通している事の世に思います。
認知バイアスとしてダンニング=クルーガー効果と言うものがあるそうです。
本説は逆説的な内容ですけど、能力の低い人ほど自己評価が高い傾向にあるというものです。
イグノーベル賞にて認められたとのことです。
プラス思考とも言えますけど、正しく等身大の自分を知ることから目標への道筋は正しく計画できます。
更に謙虚な姿勢で居れば、より保守的で確実な計画立案も可能となります。
自分自身としては奢っているつもりはないものの、それらは全て周囲が評価する事なので、これからも益々謙虚であることを意識して経営に傾注していきたいと思います。
恵まれて私の周囲には世代も同じで同じような環境で育ったにも関わらず、抜群の成果を出し続けている人間が居ますので、日々反省をする機会が多いように思います。
まだまだこれからでも出来ることは沢山あります。
今まで出来なかったことではなく、これからできることに目を向けて、一所懸命に取り組むことで中長期的に事を為してまいります。
根源、長期、多様を意識した判断行動に努めます。