土耳古へ

台風19号が日本を通過している中、土耳古へと免震普及協会の活動の一環として行ってまいりました。
結果として、行く前に想像していたよりもとても素晴らしく有難い経験を積むことが出来ました。
欧州に入ったのは、20年ほど前の自衛隊時代にスペイン独り旅以来でした。
当時に比べれば機内での居住性やサービスはとても良く快適に過ごすことが出来ました。

福岡大学の高山教授の紹介により、イスタンブール工科大学の学生との触れ合いや土耳古最大規模の病院見学(施工中、2020/6竣工、2020/10運用開始)や施工中のデータセンター(詳細は記載不可)を見学させていただくとともに意見交換もすることが出来ました。

病院は双日さんが半分出資されているPPP(Public Praivate Partnership)事業でもありました。
竣工後には拝見することが難しい免震層に入れたことも有難い限りです。
日本よりも免震の歴史は浅くとも病院は全て免震建物にする法律が施工されているなど、積極的に免震を取り入れていくと言う国家の姿勢には大いに刺激を頂戴しました。
何事も個人の想いから始まり、公的な仕組みへと昇華させていただくことがより良い社会の構築につながるのだろうと改めて感じ入ったしだいです。

土耳古での視察については別途記載する機会を設けようと思います。
機内での移動時間など考える機会が十二分にあったことも有難いものでした。
本日は飯塚病院の第28回TQMがありましたけれども、こちらも一人の思いから始まるさまざまな仕掛けによってここまで大きな仕組みとして機能を果たすようになったことには感服する次第です。
何事も何か一歩を踏み出さなければ世界を変えることは出来ません。

帰国後、最初の業務がセカンドレベルのナースへの講義であったこともとても有難いものでした。
仲間とともに切磋琢磨していく姿勢は大いに刺激を頂戴します。
自分の専門分野を磨くとともにより広い世界に出ようとするその一歩が人生を大きく変えるものと思います。

生涯学習の大切さと『人・本・旅・酒・星』の効能を改めて感じ入りました。
どこでもどんなときでも明るく一歩前へ踏み出してまいる所存です。
不在にしている間の貞観政要の講義資料が早速届いていました。とても有難いことです。
自分自身としっかりと向き合い魏徴のような諫言を大切にしてまいりたいと存じます。
帰国後、グループ内の会議で尊敬する先輩方に他久し振りにコテンパンに叱っていただけたことにも深く感謝です。
お蔭様で土耳古ボケが早々に直ったように思います。