地上最強の商人

オグ・マンディーノの本が好きなので、続編含めて今更ながらに読みました。
ご自身の人生でも大変な経験をされている方なので、筆者の背景含め多くを感じることができる本でした。
続編も成功者の気にしておくべきポイントも有り、大変参考になる内容でした。
また、改めてこの手の本は英語で読めたほうが良いなとも感じました。
通訳者の背景によって使われる言葉も変わってきますので、英語での読書習慣を少しづつ増やしていきたいと思います。

本の中でもキーワードが記載されていますけど、こちらは続編共に10の言葉でした。
バッカーズの原則など十か条の物も多いので、マジックワードの3~7を超える場合でも十に留めておくことが大切なのだろうとも感じました。
多くの自己啓発本も含め、メッセージは同じようなものが多くシンプルでした。
それを如何に伝えて、実際に読んだ人・感じた人を動かせるのかが大きく分かれるのだろうと思っています。
人間であれば、正しい行動などは言われなくとも聞いたことがあるものであり、頭では理解しているものだろうと思っています。
ただし、実践となると全く持って容易ではありませんし、それを継続していくことは更に難しいことです。

正しい習慣を身に付けることこそが、自らの人生を幸福にしていくものだと確信しています。
良い習慣を得るためには当然に良い思考も必要となるでしょう。
呻吟語にある通り、『聡明才弁』では無く『深沈厚重』を目指す考えで生きてまいります。

朝は希望と共に目覚め、昼は勤勉に働き、夜は感謝をもって寝る。為にも起きたときの目的意識と目標設定、日中の弛まぬ努力を生み出すための情熱、夜に一日を省みることの大切さを改めて学びました。
時折、私の中の習慣から抜けて落ちているものも有りますので、自分の目に付くところには大切な言葉を貼り出して忘れないようにしてまいります。

日本アスペンから送られてきました図書が大変面白く興味深いものばかりです。
やはり、自分の頭で考え続けることが大切だと感じます。
知識を増やして話すだけの薄い会話ではなく人格を伴う語りが出来るようになれるよう今後も人・本・旅・酒から多くを学んでいく所存です。
そして何より学びを実践していきます。