気付けば四十を過ぎまして、人生の折返しを感じております
今までは体力的にタフであることに自信を持っておりまして、今でも同世代よりはタフに過ごせているのでは?と思いますものの過去の私に比べますと圧倒的に体力は落ちています。
これらは嘆くことではなく、当たり前のことでもあるので、過去の自分との比較ではなく、将来を見据えての体力錬成の考え方に切り替えるべきであるように思いました。
勿論、今がピークで先細りが確定とは全く思ってもいませんけれども、いつか色んな点でピークが来ることも理解しています。
生来、歳を重ねる事にネガティブな印象はあまり持っておらず、格好の良い年寄りを身近で観て育ちましたので、如何にすればあの様な立ち居振る舞いが出来るものかとそちらに苦慮するくらいです。
ある日突然に格好の良い紳士には成れませんので、今のうちから所作含めて見直してまいりたいと思います。
大切なのは将来からの反射であって、今までの因習に捉われていては、大切な改善活動が出来ないという事なのでしょう。
良く聴いていた話で「若いうちは時間も体力もあるが、お金がない。中年になりますと体力とお金はあるが、時間がない。老年ではお金も時間もあるが、体力がない。」などと聞いておりました。
紀元前のセネカ氏が言われた通り、いつの時代も人生は短く感じるものなのでしょう。
それでも今居る自分を自覚しまして、将来を考えて今何をしていくかと考え続ける事が大切だと思います。
人生百年時代とも言われ始めています。それでも有限である事には変わりません。
歳を重ねる事で、出来る事が増えていける人生に出来るかは自分自身です。
曽祖父の言葉にある『人生の本舞台は常に将来にあり』といつでも喝破出来るよう、時のうつろいにも感謝をして、自分自身の変化に繋げたいと思います。
自らでは気付きづらい殻を破り続けられるよう、俯瞰する視点も大切にしてまいります。
サピエンス全史や人類5000年史などを読んで、全ては自分の心の持ちようであり、敵と見なすも愛とするのも悲しみも幸福も自分が決めていることを理解しました。
それでも、人間は全てにおいて理性的ではなく感情の爆発もあります。
それらも全て呑み込んで、歳を重ねることに深く感謝しまして新たな一歩を踏み出していきます。