クレイジージャーニー

テレビ番組の中でこの数年見続けていて、いろんな人にお勧めているのが表題の番組です。
世の中は広く、いろんな世界があると思う以上に、凄い人が居ることを感じます。
子供にも見せたい内容で、自然や文化に対する畏敬の念や尊厳を大切に番組が構成されているように感じられるので、見ていて不快感がありません。
以前までの異文化への接触の仕方は、当然あることなのにも関わらず日本との相違点を殊更に強調をして、嘲笑しているかのような伝え方が多くあったように思います。
これは逆の目で見れば、如何に日本がおかしいかを指し示しているとも言えます。
国内でも地域ごとに文化の異なりは存在します。
それらは、永い歴史の中で生まれたものが多いので、今の時代において科学的・論理的でなかったとしても現代の価値観で判断することが重要とも思えません。
この近代100年で大きく価値観などは変容しています。
同世代に生きていても人それぞれの価値観を有していることを理解をして、事に当たることがますます重要であると考えています。
SNSの台頭で、広くコミュニケーションを図れる方が増えていることは間違いないものの、結果として多様な価値観と触れる機会は今までよりも狭まっていると考えています。
似たような者同士だけで話を続けるのは、効率性が高まるものの、緊急時の脆弱性も高まります。
幅広い文化を伝えようとしているこちら番組は、とても有意義だと思います。
何より、そこに情熱を持って活動している人間が居ることを伝えることも、経済価値に侵されている現代人にはとても示唆的であるとも感じています。
「なぜ、そのようなことをするのか?」他者には理解できなくとも、情熱を傾けるものがどんな人にもあるのではないでしょうか。
それを声を大にして言えるかどうかの違いがあるだけで、どんな人でもクレイジージャーニーになる可能性を有していると思うのです。
寝食を忘れるほどに夢中になれるものに触れられることは人生の大きな喜びだと思います。
仕事上にもそのようなやりがいは沢山あります。
趣味と仕事を特段分けずに夢中になる時間を多く有した人こそとても幸せな人生を歩めているのだと感じます。
私自身も仕事を通じて、多くの人と触れ合い、少しでも社会の役に立てることこそが大きな喜びです。
そして、仲間と共に充実した酒宴を開催できることを楽しみに日々社会貢献に邁進してまいります。
振り返ればクレイジージャーニーの一人であったと言われるほどに益々前のめりに生きていきます。