弊社も10期目を終え、11期目を迎える時期となりました。
会社の10年生存率は諸説あるものの、11期目を迎えられること自体は恵まれていることであり、深い感謝と共に素直に喜びたいと存じます。
ただし、生存していることに価値はなく、如何に生き残り続けるかに大きな価値が在るのだろうと考えている次第です。
この10年で多くの経験を積ませて頂きました。
10年前には想像できなかった経験や出会いもあり、改めて10年前に一歩を踏み出して良かったと心から思えます。
来期からはまた新たな旅路へ向け、今までに踏み出したことのない世界への一歩を踏み出してまいる所存です。
「無知の技法」という本から新たな知覚を仕入れる境界線に立つことの価値を学びました。
その為にも「ルビコン川を渡る」必要性を感じています。
All or Nothingのリスクを常に取るべきとは決して思いませんが、ある程度無知の世界との境界線を保たなければ私が期待している成長は叶わないように確信しました。
11期目からを第二の創業期として位置づけ、既存領域の接点を格段に広げるべく活動してまいります。
そして、20期目を迎えるころには振返って納得できる成果と何よりも自分たちが達成感を誇れる状態で迎えたいと思います。
与えられた一度の人生に感謝して、社会や世界にどのような貢献ができるのか、成長を貪欲に求め、成果にこだわる一年としてまいります。