社外交流のススメ

自分自身の世界を拡げるためには、積極的に今までとは異なる方との交流もある一定程度以上は必要だと感じます。
その際によく異業種交流会の話が出てまいりますけれども、単なる挨拶の場ではあまり意味をなさないと思っています。
重要なのは、なんらかのアウトプットが求められる場になっているかどうかだと思います。
それにより、課題解決に向けてのいろんな方のアプローチ手法を知ることが出来ると言うのが大きな効果だと思います。
知識の求める欲の有無は、刺激を受けているかによると思います。

「無知は無恥である。」と言う言葉を最近知る機会が有りました。
自分たちが狭い世界で生きていると周囲で起きている変化に鈍感に成ります。
常に知を求め、知的欲求を刺激していく場を自らで求め続けられるかどうかは長い年月の中で大きな差を生んでくるものと確信しています。
また、社外の方のアプローチ手法を知ることで、自社独特のやり方にこだわる必要が無いことを実感できます。
皆様の職場では、音楽が流れているでしょうか?気楽に真面目な雑談が大いになされているでしょうか?テレビ・ラジオを流しながら業績を上げている会社も沢山あります。
会議の最中に飲み物を楽しんだり、お菓子を持ち込んだり、各人がスマホ片手に情報収集したりと、形にとらわれる必要は特に無いと思います。
但し、結果への執着心がとても重要であると言う点は強調しておきたいと思います。
色んな職場環境があってしかるべきですけれども、何処も結果をコミットして成果の達成を持続しているからこそ出来ていることなのです。
よその良いところを大いに真似て自らに取り込むことは良いことで有りますけれども、それが何のためなのか?何故実行する必要があるのか?
常に経営理念や自分の志・信念との照らし合わせが必要だと思っています。
先日、「顧客インサイト」と言うセッションを受講しました。
久しぶりに脳みその使っていない場所を活用したので、頭がモヤモヤして疲れました。
これには大いに感動するに近いくらいの衝撃を頂戴しました。
まだまだ、自らで消化出来ておらず、しっかりと身に付けたいと強く思うセッションでした。
このような場と知識を頂戴できたことに深く感謝しています。
別途、この場でも語れるようになりたいと思います。
「顧客インサイト」はプロパガンダにも活用可能とのことで、大変有効なれど危険であるとも言えます。
やはり、道具は使い方次第で結果に大きく差が出ます。
運用するには正しい志を持ち、信念に基づいて行動することが重要だと今回も思っている次第です。