ザ・会社改造

お江戸出張の際に浜松町の書店で目と心を奪われ現在むさぼり読んでいます。
私が、一年に一度は著作を読み返している三枝匡氏の新刊です。

戦略プロフェッショナルと出会ったのは、2006年の頃でした。
その後、経営パワーの危機、V字回復の経営と読み耽り、年に一度の読み返しが継続されています。
本年は、初めて著者に直接お会いすることが出来まして、私が人生で受けた感謝と感動の全てをお伝えきれなかったものの、色々な想いをお話をする機会を頂き、幸せでした。

今回の著書も現場感満載で、経営のプロフェッショナルとしての行動などが多くの示唆と共に表現されています。
私が直ぐに実践できるほど全てを理解できてはおりません物の、一歩でも近づきたい想いをますます募らせております。

自分自身、如何に修羅場を経験して、死の谷を乗り越えられるのか、自分の実力もまだまだですけれども、それでも高みを目指していきたいと思います。
お会いする前から勝手に三枝さんの影響を多分に受けまして、弊社の創業の精神の一つに経営者を多く輩出することも目標にしておりました次第です。

三枝氏の改革の流れでは最初に現状把握があって、強烈な危機感を抱かせた後に正しい戦略の必要性を説いておられます。
私自身は戦略の重要性を理解していながらも、三枝氏のレベルでの戦略とは言えません。
そもそも弊社内に正しく危機感があるのかも気になります。
先日、全社員アンケートで危機感が有るという結果は出たものの、その危機感レベルは千差万別であり、そもそもある程度組織を批判しておくことが、さも知的であるかのような昨今の日本文化で育った感覚としての危機感は、単なる評論家のコメント程度でしかなく、実戦部隊には意味を成しません。

本当に強烈な危機感が生まれれば、個人の行動が変わり、少しづつでも周囲を巻き込み始めることでしょう。
ネット社会に限らずメディアを拝見していてもなんとなく体制を批判していれば知的と思っているかのような言動が蔓延している中からは、改革者は生まれないのかもしれません。
いつの世も真の実行者は少なくだからこそ「嚢中之錐」として世に出てくるのかもしれません。

私自身が何者でどこまでいけるかまだまだ分かりませんけど、とにかく少しでも上を目指して貪欲に勉強と実践を反復していく所存です。
それこそが私を育てて頂いたあらゆる環境への正しい恩返しだと確信している次第です。

本年の弊社の課題図書の1冊になることは間違いありません。
この本を繰り返し読み直し、私自身のマインドとスキルを磨き上げ続けていこうと思います。