6年振りの沖縄

再生可能エネルギー会社の研修視察で、久方振りに沖縄に入りました。
KAIL仲間にアテンドいただき沖縄の様々な会社や人物、食事なども堪能しました。
武漢ウイルス(COVID-19)の影響もあり、定期的な訪問もなかなか適っていなかったので、有難い機会となりました。
沖縄の街並み等も変わっている部分もあり、やはり定点での観察は良い勉強になることを感じます。
景観の変更も有り、都市計画の観点からも興味深く拝見しておりました。
天候にも恵まれ、海と空のコントラストも素晴らしく恵まれた日を過ごすことが出来ました。
複数社の方ともお会いでき、会話を交わすことで、私が有していない様々な環境などを知ることが出来ました。
やはり土地の問題はそこに住んでいる方々が、日々移り行く中で課題に感じていることを、当事者となって解決していく他ないと確信しました。
勿論、外部の人間の意見などは、普段接している人間とは異なる刺激となる為、積極的に情報収集が必要な物の決断するのは当事者でしかないと思っています。

翻って会社の課題も同じで、当事者意識を持たなければ、課題解決を期待することは難しいことだとも感じました。
この当事者意識をどのように醸成していくかの明確な解を持っておりませんが、当事者にしか何事も動かすことはできません。
外部の人間はしょせん外部の人間でしかなくサポートは出来てもそれ以上の効果を出すには当事者になるほか有りません。
人生は有限ですからどの課題までを自分の課題とするかによって解決できる課題の量と質が決まってきます。
多くの課題を解決するには、レイヤーを上げていくことが必要でしょう。
また、様々な課題にも共通項は有るので、一つの課題解決は繋がって他の課題解決にも影響を与えることが有ると思います。
当事者意識をもって日々取り組んでいれば、思わぬところで課題解決の糸口を見つけることが出来るようになりますので、先ずはその意識を持っておくことが何より肝要だと感じています。
そして、立場は違えど課題解決のために全力を尽くしている方には共通の匂い(もしくは波動)のようなものがあり、なんとなく滲み出て伝わるので、仲間創りにもつながります。
与えられた環境や感じている課題は異なれども、当事者意識を持った方を過ごす時間は有難く救いにもなります。

今回もまた離れているし、会社も課題も異なれども、社会の為に全力を尽くしていきたいという想いを共にしている仲間と過ごすことが出来たことは喜びです。
人生は、経済的な喜びを求めるのみにあらず、心の豊かさを高めあうことにも喜びを見いだせればより良い物になると考えています。

身の丈に合った生活をせずに、経済的豊かさのみを追求した結果の末路は、今までに多くの人間が体験していると共に記録してくれていると思います。
経済的豊かさ以外の指標と喜びを多く持つことで色んなことから解放されると共に新たな能力を手に入れることが出来ると考えていますので、多くの方がこの事に気付かれることを期待します。

今回、沖縄に入り多くの方と話すことで、知らなかった歴史や文化を知ることにも出来ましたし、美味しい食事を堪能することも出来ました。

それでも何より有難かった経験は自然の豊かさや神秘性です。
可能な限り次世代にもこのような体験をして貰えるよう、微力ながらでも沖縄の役に立てる仕事をしていきたいと思います。
幸いに顧客がいらっしゃいますので、毎年の点検業務などを通じて沖縄の健全な継続に貢献してまいります。