万物は流転する

以前読んだ「バカの壁」では言葉は流転しないと読んだことが有りますが、それは言葉のみでやはり環境変化は起こり続けていることを実感します。
私自身が置かれている立場も年々変化していることを感じますし、自分自身でも変化を創り出そうとしてもいます。
尊敬する渋沢栄一も口にしていた『愚痴っている暇が無かった』の言葉が頭の中に良く残っています。
環境を言い訳にすることほど愚かなことは無いように思います。
特に自分で変えることが出来ない環境は所与の条件であり、感謝と共に受け容れて、知恵を活用していくことこそが現役に与えられた使命であろうと考えています。
いつの時代でも時代環境は大きく変化をしているように思います。
振り返れば結果として安定したように見える時代であっても、人間の葛藤は変わらず、真理を求めている人は一定数存在して切磋琢磨していたことと存じます。

歳を重ねる毎に時間の重要性を感じます。
一度きりで有限な人生をどこでどのように使うかを人生の主役である自分が考えて決断していかなければ、振り返って幸せであったと思える人生を過ごすことは難しいように思います。
自分自身の気力体力知力が充実している時期はそんなに長くないと思いますので、これからの24年間に現役世代として出来ることは全てやっていきたいと考えています。
勿論、72歳以降も生涯現役でいるつもりでは有りますものの、体力低下は否めせんので、それまでの24年間がその後の人生を大きく決めるものと捉えています。
これからの24年間も当然今までの48年間の人生の過ごし方によって決まっても居ますので、振り返りと内省も大切にしてまいります。

常に環境変化を前向きに捉えると共に変化の兆しをしっかりと掴み、組織をリードしていきます。
そして、関係する皆様を中長期的に幸せにすることの為に全力を尽くし続けます。
本年も希望と共に過ごし、年末にしっかりと振り返ったさいに成長を実感できる一年であったと多くのメンバーが思えるよう努めます。