上期の終わり、下期の始まり

何事にも終わりがあれば、始まりもあります。
歴史は突然に生まれるのではなく、今までの流れの中で新たな発生を続けるのであって、革命とはいえ一つ前の世代の改善案です。

今期の始まりにあたり、多くを考えそして実行を続けてきました。
それによって、色んな変化を生じさせておりますけれども、まだまだ会社の数字として表れてきてはいません。
現在の私は持続可能な組織作りを念頭に置いて動いています。
今までは、やはりベンチャー気質を大切にして、攻めることに重点を置いていました。
自分自身でも考えの転換があったことを理解しています。
先日も仲間から考えが大分変わったことを感じる旨を伝えられました。
それは戸惑いの表れであったとも思います。

弊社にかかわる方に対して中長期的な幸福をもたらすための最善策を取り続けて行こうと考えていますので、その為にも何より私自身が変革して行く所存です。
貞観政要に現れる魏徴ほどに換言をしてくださる方は少ないのが現実でしょうから、自ら律することができるよう多くの師を周囲におく為にも、感謝新に基づいた謙虚さを失わずに保ち続けたいと思います。

変革の準備段階では、目に見えての成果は上がりづらいのかもしれません。
それでも短期的成果と中長期的成果の双方の最大値を図り続けることこそが、持続的組織には必要だと考える次第です。
日本には、年末年始に加え、年度制もあることで色んな形で振り返ることが出来ます。
2019年度上期を終えるに当たり、下期への覚悟と共にしっかりと振り返りをする週末にしておきたいと思います。

本日は、麻生のOB会ですので、諸先輩から受け継いだことをしっかりと感謝申し上げますと共に、歴史を紡ぐ者としてしっかりと大切なものをまた注入いただこうと思います。
年に一度、元気な大いなる先輩方を杯を交わせる喜びを来年も実施できますよう、これからも明るく会社経営に努めてまいります。