色々な経営学の研修に参加させて頂く中で、TOYOTA式のTQMなどに触れることがあります。
社内組織のみが相手である場合には前工程は仕入先、後工程を御客様と捉えることが肝要であると言うのが一つの重要な要素でもあります。
グループの飯塚病院では、毎年TQM大会を実施しており、私共も参加する事も多いことから、この思想は身についています。
そこで、免震点検を実施するのであれば、前工程と後工程をしっかりと把握しておくこと事こそが、点検に専門特化するには必要な事と捉え、各社の生産ラインなどを拝見させて頂く機会を増やしています。
私共はグループのセメント社以外はメーカーでは無い為、生産工程を見に行くことは大変良い刺激を受けます。
現場に設置されるまでの御苦労話を聞けますと、点検時には自然と愛情を込めることが出来るようになってきます。
作られた方の想いを背負って点検や作業する事こそが、設備管理会社において重要であり、結果として他社との差異を明確にして行く物にも繋がると確信しています。
自分達の作業前後の方々の状況を理解していく努力を継続してまいります。
後工程への配慮はレポート内で示しますけれども、これはまた別の機会に。