国防に対する取り組み方が大きく変わろうとしています。
私は、戦争は好みませんし、平和のお陰で多くの事を享受できている現代に大きく感謝をしています。
この社会を継続させていきたいと思い、次世代に余計な負担を与えたくないと考えています。
その為には大いに歴史に学び、世界を見聞して、長期的視点で備えておく必要がある事を知っています。
最初の就職先が海上自衛隊でも有りましたので、国防に対する意識と知識は一般の国民より高いかもしれません。
また、軍事力が高まる事の危険性も学んできたつもりです。
権力が集中してきた際の軍人は歴史を見ても長期的な目線よりも短期的史眼に捉えられ、戦略よりも組織の維持の優先順位が上がってしまうことが多分にあることを証明されていると思います。
それでも、現代の日本は軍備に対する意識が低すぎるとも感じています。
世界は残酷な局面があり、強者になるにつれ暴走する機会を増やしてしまいます。
そのような大国が隣国にいる以上、備えは必要だと考えています。
平和の反対は戦争ではないと言うのが私の考えです。
平和の反対は混沌(無秩序)状態だと捉えています。
そのような状態になると最初に文化や芸術が犠牲になり、途絶える可能性が高まります。
明日は、私にとっても年に一度の楽しみの一つである漫才を大いに楽しめる日です。
近年はこのお笑いの業界に多くの人員が導入されていて、近代でも相当にレベルが高まっていると感じています。
イロモノと言われていた業界が大きく文化・芸術の域に到達しつつあるのは、当事者の努力に拠る物が最も貢献しているのは間違いありませんが、国内が平和であり、経済的成功を文化に昇華出来てきている事の証左でもあると感じています。
個人的に色々とある生活の中で、翌日に引きずらずに気持ちを切り替える為に『笑い』を大いに活用している身としては、大変有難い状況です。
この文化を今後も継続するために、国民で大いに議論をして、適切な国防配備を進めていきたいと思います。
勿論、いたずらに国防を強めれば、軍人の暴走は歴史が証明しているので、引続きシビリアンコントロールが必要でしょう。
とは言え、現在は他の国に守られている国防であることの自覚と、自国の身は自国で守る当たり前の理屈の理解を深めれば、現状が自力で無いことは疑問の余地が無いと思います。
我々の世代の事だけではなく、数世代先の子孫のために我々がしっかりとした議論をしておく必要がありますので、アレルギー反応を起こすことなく真摯な展開を期待します。