社会に必要な存在に

会社組織は、お金を掛ければ簡単に作ることが出来ます。
組織を継続するのも解散するのも構成員の考え次第です。
『会社の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%といわれています。
つまり、創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業するということです。創業から30年も経つと、99%を超える会社が存続できていないことになります。』と言った記事も有ります。

永続していくには社会の公器となる必要が有ると考えています。
その為には当たり前ですが、自社の都合主義ではなく、社会の為の組織となり、社会から求められるサービスを提供している必要が有ります。
時代が変われば求められるサービスは当然に変わります。
昨日と同じ、昨年と同じことをしているのは現状維持ではなく退化です。
日々、自分自身を向上させる努力は社会からすれば全員が求められているとも言えるでしょう。
これは成果に全てが表されるものでは有りません。
成果は遅れてくることも有りますし、評価とも一致しないことも多分に有るでしょう。
仕事とは修行なのだと考えています。
なんとなく修行とは辛く苦しいイメージがあるかもしれませんが、自分の身を修める行動の積み重ねですので、仕事は良い機会とも言えます。
なかなかプライベートな時間で修行には辿り着けるものではなく、日々過ごしている中で少しずつでも達成していく必要を感じます。

『我以外皆師』とは宮本武蔵が好んだ言葉としても有名ですが、素直に色んなものから吸収をして貪欲に成長していく構成員の団体でありたいと強く願います。
現代の日本は大変恵まれています。
以前より世界の中のプレゼンスが下がっているとは言え、世界からの信頼は厚く魅力的で個性的な国家として評価されています。
これらは前世代までの諸先輩やご先祖様のお陰で有りますので、これまでの評価を更に磨き上げて次世代に繋げるようにしたいと思っています。

我々の組織が社会で必要であるのみならず、世界に対しても我が国家が必要であると常に思われることにも貢献できますよう自己研鑽を重ねてまいります。
経済人として努力はしてまいりますが、経済のみに生きるのではなく人としての道もしっかりと歩み次世代まで天下国家について考える人間を一人でも増やせるようこちらもまた東洋思想に基づき実行してまいります。