Anthropocene(人新世)

今年に入り聴く機会がふえていたので、ネットでの情報だけではなく自分の手で本などを手に取り理解を深めようと思っています。
産業革命以降の人類の発展は目覚ましく我々は大いにその恩恵を拝受しています。
現代日本は特に世界の中でも恵まれた国家であることは間違いないでしょう。
ただし、その裏で起きていることを冷静に受け容れる必要もあると考えています。
今までにも行き過ぎた環境保護団体の活動などもあったため、この点も正確に把握したいとも思います。

私自身は人類が地球を破壊できるほどの能力は無いものと思っておりまして、いくらでも回復する力を地球自体は持っていると考えています。
ただし、その回復期間中に人類が存在できるかは相当難しいのだろうと思っています。
永い氷河期等を経て再生をするのかも知れませんし、様々な手法が地球には有るのだろうと思っています。
人類が生まれたこと自体、多くの奇跡の連続であって、神の存在を信じない事には理解出来ない事も多分にあるのが人類の歴史であったと書物が教えてくれています。
ダーヴィンの進化論に指摘されているように生き残るのは変化に対応できた生物だけです。
人類が自らで創り出した環境変化に人類が耐えられないの世界は今までにも多くの小説などで語り尽くされているものだと思います。
しかし、どうもその使い古されたような小説と同じ道を歩んでいるのかも知れません。

とは言え、これらの事に気付き始めておりますので、さて次にはどのような行動を取って人類の存続を継げるのかが重要な点になって来ると思います。
種の存続は本能に近い事なので、否定されることはあまり無いと思いますけど、どのように存続するかについては大いに意見が分かれる事でしょう。
資本主義の終焉が近いのかも知れません。
いづれにしても時代は常に変化をしていきますし、価値観も固定化されることは有りません。
この変化を乗り越えるには自らがタフであることが必要です。
子どもたちの成長を観るにつけ私自身の加齢を感じる機会も増えています。
これからは体力の維持ではなく体力の錬成としてプログラムを組んでいきたいと考え始めました。

日本経済新聞は365日『今が激動の時代』と言う趣旨で話しています。
しかし、大化の改新、鎌倉幕府の成立、明治の御維新ほど大きな国体変化は、新聞発行依頼は起きていないと感じています。
日本の国体を揺るがすほどの可能性を秘めているのがアントロポセンと言う人類時代への警鐘であると感じています。
とは言え、国体が変わらない現時点では日々の業務は当然に必要です。
北斗の拳のような荒廃とした社会になってほしくは有りませんけど、一時期的には混沌が生じるのが時代のうねりの証左とも言えます。
生きている間に大きな価値観変化が起きる可能性を感じ始めましたので、まずは身の回りのことから整理整頓を始め、様々な環境に適応できる自分を創ってまいります。

今後は、多くの方にアントロポセンについて訪ね歩き、多くの知見を増やしてまいります。
連休中も読書を楽しみ自己充実の時間に充ててまいります。

身内でもPCR検査を受けるようになってきました。武漢ウイルスも益々身近になってまいりましたので、自らの免疫を下げないようこれまた体力の錬成に努めます。