人生の短さについて セネカ

何度かこのテーマで記載してきた記憶もありますものの、また感じると事が有りましたので記載しておきます。
新入社員を迎え、研修を実施していく中でも今までの歴史を振り返る機会が多くあります。
気付けば会社に歴史が生まれてきていることを感じます。
まだまだ、自分自身も若いつもりで、会社もベンチャー気質であると思っておりますものの、端から見ればまた違うように見えていることを感じます。
私自身も40代後半となり、ローンを組むのも年数に限りがあることなどにも気付かされます。
自分自身の能力もある程度等身大で把握できるようにもなってきました。
未だに夢は大きく持っておりますものの一足飛びに出来ることなどなく、一つずつ着実に実施していく中では時間と言う資源が最も大切であることに改めて気付いてまいりました。

一度限りの人生をより良いものにしていく為には、自分自身の時間の使い方が肝要です。
何より考える時間の大切さを感じます。
答えのない世界を生きていく上でも、どのように物事を捉えてどのような対処をしていくのか、有限の人生の中で出来る限り満足できる人生を送りたいと願っています。
その満足は自分自身の幸せの為だけではなく利他の精神を前提に捉えることの必要性も理解しております。
関わった多くの方を中長期的に幸せにすることが出来るよう日々努めてまいります。

人類の成果としての自然科学などのお陰で分かってきていることは沢山有りますものの根源的問いとも言える『我々は何者で、どこから来て何処へ行くのか?』と言う解は見えてきません。
生物として種の存続だけを生きる目的とするには我々の知能は見合っていないように思います。
人を知る人類を知る事は、商売道としても肝要であることは石田梅岩も残していると読み取りました。
これからも益々人にスポットを当てて、商売に勤しんでまいる所存です。
その事がいずれ生涯を閉じるときにも自分自身を豊かにするものと考えています。

 

人生の豊かさは健康と思考のレベルに拠る物と考えておりますので、健康面へもしっかりとケアをするためにもトレーニングをしていきたいと思います。
若い時の貯金のような体力は無くなってしまったことを感じます。
同じく知識の蓄えについてもしっかりと日々摂取することを欠かさず実施したいと思います。