いつの頃からか、飲食店においてお茶(お水)は無料が当たり前になっています。
もちろん、喉の渇きを潤して美味しく食べて頂くおもてなしは素晴らしいとも思いますけれども、無料が故になんらか美味しい物への追及心が弱くなってしまうようにも思います。
食後のコーヒーを楽しむように、食後の抹茶を楽しむ文化はあって欲しいと思います。
先日、大宰府では梅が枝餅と共に抹茶と有料で提供する仕組みがあり、大いに楽しみました。
原価が低いから、売上も上げないという性格の方もいらっしゃるようですが、原価と価格が全て同率であるわけがないのは周知の事実です。
どのような付加価値を感じて頂けるかで、価格は定まるべきでしょう。
安すぎる金額と言う理由でサービスがおざなりになっては本末転倒です。
何でもを安くすれば、良い客が増えると言う物ではなく、価格を上げることで逆に上質な客が増えて、利益がより上がるという構図もある現実から、美味しい抹茶を飲みたいと考える希望を多くのお店で叶う事を楽しみにしています。