長男がバッカーズに通っている際に改めて勧められていたのが、日本アスペンでした。
存在自体は、KAILにて小林陽太郎氏をこちらも改めて知る機会を得たことから、いろんな本を読んでいる中で、設立に尽力した団体のひとつとして認識しておりました。
勝手なイメージとしては、もう少し年配の方が行かれるものかと思い込んでおりましたけれども、私くらいの世代でも機会を与えられることを知り、一昨年度の途中からいける機会をうかがっておりました。
本年であれば、いけるものと昨年度申し込んでおりましたけれども、先日入学許可を得ますとともにテキストも送られてきました。
序文には小林陽太郎氏の言葉から始まっており、期待を裏切らない機会になることだろうとますます楽しみになってまいりました。
学生時代に一応理系コースと言われる側に所属していた私には一般教養というものは消化するためだけの教室でしかありませんでした。
ただ、工学部の講師から『理系だからこそ一般教養こそがとても大切になる』と言われたことは何故か強く記憶に残っています。
当時は、真逆のことを言われたという驚きで記憶に残ったのでしょうけれども、年を重ねるごとに含蓄あるメッセージであるように捉えていました。
ここで改めてリベラルアーツを学べる機会が与えられたことに深く感謝するとともに貪欲に学んでまいります。
社会人になってから学びへの興味がどんどん湧いています。
学生時代には授業をサボる知恵ばかり働かせていましたけれども、今通うことになれば一講義毎に真剣勝負で休講に対して喜ぶことは無く、クレームを上げてしまうような自分がイメージできるほどです。
人間は学びたくなった時には大いに学ぶものだと我ながら感心しています。
『大いなる力には大いなる責任が伴う』
スパイダーマンの映画にあった言葉であり、野田智義氏もよく活用されるフレーズが最近は良く頭を駆け巡ります。
ホームドア創業者の川口氏による『知ってしまった者の使命』も同じような意図を持って私に問いかけ続けます。
多くを知る機会を頂戴してその社会課題に気付きある程度の権力を付与されている私には、個人の欲望以上に社会への貢献がもとめられていると考えています。
個人の最大の欲望が社会への貢献であることに成りつつもあります。
これこそ本当に恵まれた環境であるように思います。
個人の思惑・行動はまだまだ視座が低く、至らない点は多くありますけれども、多くの親戚・社会に教えていただいた学びは次世代にしっかりと残してまいりたいと存じます。