目の前のことに全力を尽くすのみ

今週も色んな人や本に刺激を受けました。
志と信念はとても大切で長期的な展望は夢を設定するのに無くては欠かせませんけど、達成するために必要なのは実行です。
二宮尊徳の言葉にも『至誠と実行あるのみ』との教えがあります。
与えられる環境は個人には選べません。
どんなシチュエーションでも出来る得るベストを尽くすしか無いと感じます。
火中の栗を拾う方がいらっしゃいますけど、これも目の前で与えられた環境から逃げずに闘うという個人の信念に基づいた物なのだと感じます。

尊敬する方から『いつでも現役が大変。過ぎてしまえば全て過去であって、問題に直面しているのは常に今しかない。』と言うことを教えていただいたことがあります。
私自身、自社の創業の大変さを覚えてはいますけど、やはり、今の課題の方が頭を占めています。
これは人間が『今を生きる』と言う、動物としてもとてもシンプルで大切なことだと思います。
余計なことを考え、未来を憂い悩み続けて病んだりするくらいなら、今、目の前の課題に全力を尽くすことを徹底することが肝要であろうと思います。
自分自身も簡単に成長は出来ません。
日々の積重ねの結果として、振返った際に大きな変化を遂げることが出来るのです。

『下手な考え休むに似たり』と言う表現もあります。
机の前に座って考えているフリをするくらいなら、掃除をしているほうが社会の役に立つことの方が多いです。
正しい考えを身に付けたら、長期的な展望の為にも目の前の課題に耐え乗り越え続けなければなりません。
日々の行動が大いなる結果を生み出すことを忘れずに、常に目の前に全力で取り組み続けます。