御先祖様への感謝

永い歴史の中で御先祖様は多くの宗教と関わってきましたので、お盆に限らずお墓参りなどする機会は多くありますけれども、今回は時節柄また考える機会がありました。

2017年に日本に現役世代でいる事に感謝しか有りませんけれども、その中でも私自身は大変に恵まれていることを自覚しています。
私どもが感じる苦労などは大したものではなく、先人に感謝することの方が遥かに大きいことを体感しています。
それでも人間として生まれた私には当然に感情があります。
公共心を持って生きたいと思いつつ、自分自身の道を選択し続けている最中です。
そんな中、何世代にもわたって親戚一同が仲良くできていることは先人からの教えに他なりません。

自分たちが何故存在しているのか?
自分たちのルーツは何であるのか?
自分たちが何のために生きるのか?

幼い頃から交わってきたもの同士で今更ながらに学ぶことが多いことに感謝しかありません。
昔話に興じながらも、教わるべき伝統と歴史を次の世代に引き継ぐべく勤めてまいる所存です。
各宗教に基づき、儀礼は多々ありますものの心からのご先祖様との会話は自分にとってとても大切であることを感じます。
一朝一夕ではない永い歴史と伝統に携われることに深く感謝をする共に、その誇りを未来に伝える役割を担えていることに感謝しか有りません。
現在の経済社会での様々なことは、御先祖様に比べれば恵まれていると十分理解しています。

どのような生き様をしていくかは子孫に多分な影響を与えることをしっかりと理解して、今の自分自身の生き方を三鏡に映してまいります。
歴史に学べることが多いことを実感することが増えておりますので、可能な限り多くの文献から学びを深めてまいります。
自分を育ててくださった御先祖様に深く感謝すると共に次世代について考える機会をもてた盛夏でした。