グループにおける昨年度の振返りと今年度の取組みなどの情報共有会が今年もありました。
グループ会社が80社、従業員が一万人を超えてきますと、各社色んな活動をされているので、色々なお話を聴ける機会が楽しみでもあります。
各事業所の責任者が一同に集いますので、切磋琢磨する気分も自然と盛り上がっても参ります。
今回は、各発表の後にメンタリストのDaiGo氏による講演もありました。
話の調子も上手く、非常に魅力を感じる人物でした。
話の中でもとにかく沢山学ばれている方で、読書量も一日10冊を超えていることも簡単に触れられていました。
講演の中からも本を読まれていることを感じました。
ここではテクニック的なことも沢山教わりましたけれども、私が疑問に思っていたことをすっきりと断言していただいた事がありましたので、その点を記載しておこうと思います。
それは、世にあるストレス診断なるものは、ほとんど意味をなさずインチキと言われても仕方が無いというレベルにあるとのことでした。
ストレスを感じることが悪だと思うことが最も心身を苦しめる結果となって、ストレスを的確に感じてそれを力に変えていかなければならず、ストレスを乗り越えた後の成長した自分を想像させることがストレス診断には必要なことであると喝破されていました。
ストレスが無ければ成長がないのかも知れません。
常にある程度の緊張感を持つことは良いことだと思います。
決してストレスフルな状態を良しと言っているわけでは有りません。
ただ、ストレスを感じることが全て悪いと言うことは全くもっておかしな理屈であるということです。
また、最後には御自身の体験談を含めて「深い悲しみにも必ず意味がある」とお話しされました。
自分自身にはない体験でしたので、そのような体験を含めてその先に進めるものか今の私にはわかりませんけれども、色んな出来事を乗り越える上で、精神的に強くなれる内容でした。
死と向き合った多くの先人から学びを得るためにも、本を沢山読み、ドグマの罠に陥らず、自分の内なる声に耳を傾け、また新たな一歩を踏み出して以降と思います。
2017年度に日本で現役の社会人であり、規模は何であれ組織のトップとして活動できる事は大変に恵まれています。
戦争等の危機や、食べるもの等の生活の不安を感じることなく育ち、その生活が現時点でも維持できている我々が愚痴っている暇は無いし、権利も無いと思います。
先人に与えられたこの恵まれた環境に少しでも磨きをかけて次世代に渡すことこそ、常に現役世代の使命だと確信しています。
新たなる挑戦に向け、仲間を集ってまいります。