知っておいてほしいというよりも知っておかねばならぬこと

ここ最近で社外、グループ外の方と行動を共にする機会がいくつかありました。
改めて、世の中には人物足る人が沢山いて自分自身が如何に狭い世界で活動しているかを思い知らされました。

ある程度認められたポジションにいると、概ねは理解できているような錯覚を起こしますけど、現実的には外の業界等で全く通じないケースが多いと思います。
それはコンフォートゾーンにいる証左でもあるかもしれません。

なんとなく評価されたり、階級や役職が上がっていきますと、自分の優位性を感じたりすることも必要ですが、それ以上にやはり謙虚にいろんなことを学び続ける姿勢が大切だと感じる次第です。
時節柄稲穂を良く見かけて思います。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
これこそ正に大切な言葉だと思っている次第です。

社内や有る限られた空間での評価はあくまでも狭い中からの抽出でしかありません。
広く人物を見渡せば年齢や立ち位置に関係なく素晴らしい人財は確実に存在しています。
磨かれていないだけの可能性もある中で、そのような人物と知り合い切磋琢磨できる幸せを感じていきたいと思います。

どうしても知識を知っている知らないで評価されたりしてしまいますが、個人での知識の量はネット社会には到底価値打ちできません。
それよりも本質をつかみ知識を知恵に昇華できる能力があるかどうかを大切にしてもらいたいと思います。

大きい会社だから知れることも有るでしょうし、良い学校ならではの知識もあると思います。
知識を知らないことを恥じて勉強を継続する必要は有るものの、知識は蓄えることに価値は無く如何に活用できるかが社会貢献に繋がると考えています。
年齢や肩書ではなくその人間の本質を見抜ける方は多くいらっしゃいます。
その為にもやはり慎独に徹し、自らを磨き上げ続けたいと思います。

私自身も多くの方から多くの学びを頂戴しています。
これをしっかりと社会に還元していきたいと考え行動を継続しています。

表題については、嚢中之錐をイメージしましたものの、よりその人物を発見しやすくするのは自分自身の感度の問題であり、コンフォートゾーンにいてはどんどん見えなくなってしまうだろうと思い、心にとどめておく次第です。
 
今この瞬間にも燃えている人間はどんどん先に行こうと我武者羅に努力されています。
私自身もそのように尖った努力を継続しまして、将来多くの変わり者達の中で切磋琢磨しまして談笑できます時を楽しみにしている次第です。
未来は明るい。なにより未来を明るくするのは自分自身の考えであると確信しまして、明るい未来に向けて猛然と進んでまいります。