大和ハウス工業の樋口会長のお話を聞く機会がありました。
これで3年連続拝聴したのですが、毎回同じような話をされているのかもしれませんが、私には常に刺激的に聞こえてきます。
年に一度、血湧き肉躍る恵まれた時間を過ごさせていただいております。
講演前には著書を何冊か再読しまして、これまた熱い心をもって臨めますのと、自分自身がこの一年で正しく成長できているのかを振返るとてもありがたい機会となっています。
更に恵まれているのは、3年にわたり質問の機会を頂けているので、自分自身がその時に思い考えている事が如実にわかります。
なぜなら、樋口会長の前では全て御見通しであると感じるので、いらぬ化粧をせず裸の自分自身で向き合うしかない状況にして頂けます。
ですので、常に魂から出る率直な質問をさせて頂くので、結果として等身大の自分を理解できることに繋がっています。
今回もまた多くの示唆に富んだ内容であり、言葉では言い尽くせない感激を味わってまいりました。
中でも、自らが率いる組織として理解をして実践を積まなければと思った言葉が表題の物でした。
樋口会長が山口へ赴任された結果として、山口支店の売上が全国No1になったそうです。
当時すでに全国組織であった大和ハウスグループ様の中ではマーケットから考えても山口がNo1になるのは大変難しいことだと単純に理解できるかと思います。
やる気スイッチが入るかどうかで個人の能力は飛躍的に伸びるというのです。
どこかで地頭の良さを当てにしているところがありましたが、数字を見せつけられますと事実であるとそちらに向けての努力が必須であろうと思います。
翻って我々の組織はグループの中でどのような位置にいるかと考えますと、現時点ではエースであるとは言えない状況です。
それでもここを打破するのは、自ら喚起した社員自身による牽引でしかありません。
更にはその方向性に責任を持っている私自身の行動の結果によるものでしかないと改めて気合を入れると共にしっかりとロジカルに戦略も組み立てねばならないことに腹を括りました。。
質問の最後に「いつの日か樋口会長と何らかの契約を取り交わすなどの、ビジネスシーンでお会いしたい」とお伝えしました。
会長は「今、78歳やけど、まだまだ私は若くて100歳までは健康だと言われているから待ってるよ。」と優しいほほえみと共にお言葉賜りました。
日々、全力で駆け抜けて国士として国家や社会、世界の為にお役に立てますようますます燃えていきます。