自らの価値

「自分の体臭には気付けない。」
と言われたことがありますけれども、自分自身を正しく知るという事は大変難しいことと思います。
自己評価によってある程度、自分に対して自信を持つことは重要だと思うものの、
現実的には周囲によって評価されている自分を如何に知り、受け入れるかが大切だと考えています。
場面や環境によって、人のキャラクター(もしくは役割?)はある程度変わるものなのだろうと思います。
誰に対しても態度を変えてはならないというのは理解しているものの、家庭と職場や学生でも先輩後輩の有無によって自らの立ち位置は変化しているものだと思っていますので、
皆様から全て同じ評価を受けるという事は無いにしても、人柄としての共通項はあるので、自分で考える得手不得手とは別の評価をされること含め、受け止める必要があると存じます。
そんな中でも自分の中に有りたい自分があるとすれば、それを達成していくには尊敬できる方々と共にいる時間を増やしていくことが近道では無いかと考える次第です。

私自身、内にこもっている時間を長くしておりました経験があり、本を読んだり、一人で思想を深めているつもりになった時期がありました。
自分自身の学習の時間を持つことは当然重要ですけれども、それ以上に尊敬できる方々から生で刺激を受ける価値は数倍あると気付き始めました。
最近は共にいる時間を増やす方々を意識するようにもなってきています。
自分一人での成長には限界があるので、自分に刺激を与えて頂けるような方々に会える機会を如何に増やすのかに力を注ぎつつあります。
これもまたコンフォートゾーンからの脱却の一つであると考えています。
非常に恵まれた空間ですので、居心地悪くは決してありませんが、自分の脳に多くの刺激を与えられるので会合を終えた後にぐったりしたりもします。

素晴らしい本も沢山有りますけれども、自分の知覚を強く刺激するのはやり取りの中にあるのだろうと考えるに至りました。
ある本で、お付き合いしている方々、家族含め一緒に過ごす時間の多い人を棚卸してみると、自分の能力や思考が見えてくると言う物がありました。
自分自身この数年で時間の使い方やご一緒する時間の多い方は大きく変化しつつあります。
これかも多くの出会いの場に積極的に参加していこうと思います。