コンフォートゾーンを知る

昨年、教わった言葉に「コンフォートゾーン」と言う物がありました。
私自身気付けばこのような世界に身を置いてしまっているのではないかと反省した次第です。

いつでも挑戦していたいと思い、常に何かしらチャレンジはしているものの人生の時間の内、何%をチャレンジしているのか?と考えると最近は減ってきたように思います。
勿論、人生は博打ではありませんしマズロー理論にもある通り、ある程度の安定は必要だと思っています。
それでも、経済で得られることの限界を知った昨今は安定のみを求めるのではなく社会に役立てる人間になる為に混沌とした世界に身を置く必要を感じている次第です。
正直、私自身は非常に保守的な人間でもあると思っていますので、孫が出来るような歳になれば守りを固めてしまうだろうと思うのです。

それでも、恵まれた環境で育てて頂いた分、どうも他の方よりはエネルギーを有している所もあるようなので、 その分は社会に還元できるよう努めていきたいと願っています。
今の日本は大変恵まれています。
これは、私どもの世代が築いたものではなく、諸先輩方によって導かれ強固に築かれたものだと思っています。
先輩のすべてが正しいわけでもないでしょうから、私どもが矢面に立って改善していくべきことも沢山有ると感じています。
その為には行動していくしかないわけで、何かが動けばどこかに影響が出るのは当然の摂理なので、ある方にとっての改善は別の人間にとっての改悪であることは多々あることでしょう。
将来を見据えたときにまた国家レベル、世界レベルで考えたときにどちらが望ましいのかをしっかりと熟慮した上で決断を下し、ルビコン川を越えたら行動あるのみでしょう。

まずは、自分たちが如何に恵まれた環境で甘えていて、世界もうらやむ政界をしているかを知り、その上で更なる努力と共に社会貢献をするための行動をしていきたいと思う次第です。
我々一人一人の力は弱いでしょうけど、世界を変えてきたのは一人の想いや行動から端を発してきているのは歴史を見ても明らかです。
その可能性は誰もが有していますので、全員が今いるコンフォートゾーンから外に目を向けて、一歩行動を指定見るというのが大切なのだろうと思います。
まずは、自覚することで個人の世界観は変わっていくものと思います。