『キャリアのための自己探求学』を受講

週末の短期講義を受講しています。
今回は珍しく院生では無く学部生対象の講義です。
グループの若手でも同じような悩みを抱えているような話を聴くので、解決策などがあればと思い、受講してみました。
知識・情報として得られることは有りましたが、価値観としてはあまり影響を受けるものでは有りませんでした。
ただ、答えを教えるのではなく自分の頭で考える事を繰り返し伝えていたので、学部生にとってはとても新鮮であったのだろうとおもいます。

『Slido』と言うアプリケーションも良い学びでした。
新たな良いツールが沢山出てきており、駆使することで刺激も頂戴出来ます。
教える前提、教わる前提が異なっているので、改めて学校教育の難しさも理解すると共に社内での対話の方法なども常に考えて行く必要を感じました。

業務を通じて自己探求は十二分に出来ると思いますが、教わることになれている人にとっては、自分の頭で考える機会が無い為、何年経っても成長できないことも改めて理解できました。
大学受験時には皆が一同に努力するので、差はつきづらい所がありますが、大学入学後は遊ぶ方が多いので大きな差が生まれるということも学びました。
その理屈で言いますと、社会人になって学んでいる方は極端に少ないようにもお見受けするので、人生には大きな差が生まれるのだと感じ入りました。
正否では無く、価値観等について自分の頭で考えて、結論を出す習慣を持たなければ、人の顔色ばかり見たり、上司に阿って終わってしまう事でしょう。

起業や就職を考える際に『志』と『使命』について少しも触れない事には違和感を持ちつつ、教養としての古典からの学びが弱い現代社会の縮図の一つであろうとも感じています。

いずれにせよ、例年で有れば停電作業に何らかの形で携わるようにしていましたが、今年は講義に参加できるほどに安定してきたことに感謝しています。
今回の学びもまたしっかりと社会に還元してまいります。