野馬追と公志園

本年の相馬野馬追は中部東海公志園と重なる日程でした。
野馬追に関しては大殿から声がかかった以上、他の物と比べることは無いのですが、KAILや公志園を経験したことで野馬追への想いがより高まっているのは事実です。

自分とは何者で、どこから来てどこへ行くのか?そのような問いを続ける中で、私自身は恵まれていてミッションの一つに相馬藩の継承が上げられます。
これは、ライフワークと言う者でも無く自分自身の血や骨に刻まれて与えられたものであります。
ただ、思考を深める中で与えられたものをただ守り抜くと言うのは少し異なるのではないかという考えに至ってきました。
当然、野馬追は時代背景と共に実際にやっていることには変化を生じています。
その中でも引継ぐべき事と変えてよいことを常に思考し続けて、地域の安寧を図る事を唯一の目的としておかなければ、暴走の発生や質の下落などが起こり得る可能性が高まると思います。

自分自身の思考を深めると共に今回現地に入って感じることをしっかりと魂に刻み、これからの人生を利他の精神で過ごす為の手段を模索していこうと思います。

いつも感謝の念が頭の中を巡ります。
私は恵まれているので、これを如何に世の中に還元していくか、それこそが私自身の使命の原点にあるように確信を高めております。
一週間後に行われる血沸き肉躍る行事に赫々たる武勲を上げてまいる所存です。
その為にもしっかりと準備をする貴重な時間を過ごしてまいります。

愛知には入れませんが、情熱をもってその後に接していきたいと考えております。