プラトンとたけしくんハイ

2冊を連続で読むと頭の中が混乱する楽しみを味わえました。
あまりそのようには思われておりませんけれども、私は一応理系コースであった事も有り、学問としての哲学などには触れた事がありませんでした。

なので、歴史の年表程度にソクラテス、プラトン、アリストテレスなどは存在したという程度の認識でしかありませんでした。
一回読んだだけで何か分かったような気にもならないのですが、歴史にその名が残る方と言うのはやはり際立った物を後世に残しているのだなあと改めて感じました。
プラトン前なのか、ソクラテス前なのかはまた色んな方に話を聞いてみたいと思いますけれども、
この両名の存在により西洋社会(ひいては全世界)は大きく変化をしていったのだと感じました。
今では当たり前の物が多いのかもしれませんが、やはり歴史的背景を読み取りながら読み進めますと色々な気付きが得られたように思います。
今後、繰り返し読みながら自分の血となり骨となるように務めます。

たけしくんハイは、読み易さは大変な物であっという間に読み終わりました。
この本からドラマが出来たりしたように記憶しておりますけれども、この本のポイントは多くの方に共感を与える多くの仕掛けによって成立しているのだと感じました。
ひところ昔はいつ振返っても良いと思う方が大勢いらっしゃいます。
その中でも自分はまだ恵まれていたなあと思えると傾倒していくというのも理解できます。
やはり、稀代のエンターテイナーは聴衆への声掛け能力が高いのだと感じた次第です。

文学で残すのか、記憶として残すのか、これは価値観等も大きく影響してくる話だろうと思う次第です。

それにしても人に進めて貰ったり、Facebookなどで紹介される本を手にするようにしてからは、ますます活字中毒になると共に興味の対象が増えている自分に気づき、そのような環境に感謝している毎日です。
本を沢山読みつつ、人に多く会うようにしていますので、あとは旅行の機会を増やすべく仕掛けをしてまいります。