2022年末

今年も年越しの日まで辿り着きました。
創業時は年末年始も落ち着かず全方位で気を張っていましたが、今はある程度の余裕を持てるようになりました。
もちろん、来年からの課題も山積みで安泰になっているわけでは有りませんが、年末期に私も含め濃厚接触者になったり、発熱、体調不良者などが続出した中でも、今まで通りにある程度の形で年末を迎えることが出来ました。
毎日が創業と考えますと、大変に有難い環境です。
我々は人的リソース含め創業期から別の段階に向かうことが検討できるようになりました。
零細企業と言われるようなオーナーシップのみで切り盛りするのではなく、要所要所に人を配置することで機能的な動きが先端までできるようになって来ています。
これから大切なのは適材適所への人員配置だと捉えています。
今までのようにフラットな組織では運用が難しい規模になって来ました。
組織に階層が必要です。
こうなると様々な役回りが生まれてくるわけですが、そうなると各人の感情もまた揺れ動きます。

能力面での適材適所に加え、社歴や年齢なども考慮した配置が必要になってくることでしょう。
改めて人格的成長が欠かせないと感じています。
私はスキルがあり稼げる方に給与を支払うのは当然かと思いますが、役職を与えるのは人格で判断すべきとしています。
人事評価制度は徳目評価制度にすることで決めておりますが、未だ人事制度に手をつける段階ではないので、時が来れば適宜改めて行きます。
挑戦を通じてしっかりと成長をしてまいります。

私自身も歳を重ね、ステージを上げていく必要を感じています。
そのためにもしっかりとした成果を上げるとともに組織を盤石にして行き、更なる社会活動を実践して参ります。
来年は大学院も二年目です。しっかりと研究に取組み、論文を仕上げます。
色んな事にワクワクしている自分が嬉しいです。
疲れも絶望も無縁で、最高の仲間と次に進んでいく楽しみが沢山想像できます。
勿論、歳と共に体力は落ちますし、多くの裏切りを経験しましたが、とてもじゃありませんが私がこの世で最も不幸とは思えず、日本で商売しているだけでも有難いですし恵まれている方だとしか思えません。

人生は有限です。
恵まれた一度限りの人生に感謝をすると共に次世代の為、尽力してまいります。
皆様におかれましても、良い新年を迎えられますこと祈念しております。

 

Go where nobody has gone, Do what nobody has done