令和5年癸卯

本年も見事に明けました。
武漢ウイルス(COVID-19)の第8波が勢いを増す中での年越しとなりました。
未だなかなか終息が見えないものの、価値観は変容しつつあり、多様化を受け容れる必要を改めて感じています。
人口減も更に激しさを増しますが、近隣国の方がより激しい少子化を迎える段階に入ってきました。
鎖国を続けていて明治を30百万人程度で迎えていますので、120百万人を越えていたことは世界が有限である以上持続可能であることが難しいことの証左なのかもしれません。
ただし、明治以降価値観は大いに変容しており、『自分の身は自分で守る』と言うような自立した精神が大いに落ち込んでいる今では人口減を生き抜くことは現代の日本人には難しい事なのだとも感じています。
それでも世界は人口増を止めないでしょうから、当然に日本のプレゼンスは人口的には下がります。
経済を軸に考え続ける限りはこの事実に抵抗される方が多いと思いますが、価値観の変容の中に経済に対する考え方が変わっていくことを期待しています。
今年は益々東洋と西洋の知の融合に少しでもお役に立てるよう活動をしていこうと思います。

年始早々に商工会議所の会合にも参加させていただき、多くの経営者と意見を交えることも出来ました。
今年の見立てが厳しい事では共通していましたが、やはり皆様夢を語り力強く生きて行かれている姿には大いに刺激を頂戴しました。
経済的な発展が簡単に見込めない時期においては充実を図るべきであると考え、今年は様々な充実に力を注ぎ、発展時期に備える所存です。

会社経営に対する当事者意識が増して来ている方が増えているので、権限移譲を進めると共に私自身はグループ全体の経営に対して貢献できるように活動をシフトしていけるのではないかとも期待しています。
一度きりの人生を現代日本で与えられたことに不平不満がある方をどうしても理解することが出来ません。
与えられた環境は感謝して受け容れて、より良い社会を次世代に渡すことが人生の使命だと考え、今年も邁進してまいります。

◆継続して読書100冊(古典20冊含む)
◆一級施工管理技士補の取得
◆体重80キロ以下で維持
◆大学院の必要単位取得
◆修士論文の作成を通じて街づくり時点での安全水準の向上
◆海外視察
◆社内海外留学制度の充実と継続
◆社員規程とマニュアル・手順書の整備

以上を今年実施する具体的目標の一部として掲載しておきます。
今年も挑戦を通じて成長する組織を目指します。
体力は落ちて行きますが、その分知恵を使い活躍していきます。
尊敬する諸先輩方を拝見していて、年齢を理由に仕事量を減らすことは無能の証明であり、生産性や効率を上げてしっかりと成果を出していきます。
出来ない理由ではなくやれる方法を考え実行し続けて行きます。
年末には新たな課題を向き合える成長を遂げておくため、学び実践をしてまいります。