年始に向けて

来年の事を言えば鬼が笑うと言いますけれども、年が明けてから準備をするのでは出遅れますので、何事も早め早めに考えておいた方が良いかと思う次第です。

 年度末も同様で次年度については年度替わりをしてから予算を立てることはしないように事前に備えることは重要だと思っています。
備えの中には、捨てる覚悟も持っておくべきで見通しが変わった際には備蓄価値がなくなる可能性も十二分にあるだろうと思います。

 
 日本の風習の素晴らしさとして、年末年始は大きな節目として思考を深める機会になっていることも有るだろうと思っています。
その言葉に前後があることを御存知でしたでしょうか?
私は7年ほど前に知る機会を得ました。
原典はシナ地方に有るのだろうと思っています。

一日の計は晨(あした)にあり
一年の計は春にあり
一生の計は勤にあり
一家の計は身にあり

日本に来た時点で、春が元旦になっているという事ですね。
一年の内勿論元旦だけが全てでは無く、日々の活動・習慣こそが重要な事は間違いありませんけれども、志をより高めるには、日本人にとって元旦とは良い機会であると思います。

また、最近では下記のような表現をする方々もいらっしゃるそうです。

一日の計は朝にあり  
一年の計は元旦にあり  
十年の計は樹を植えるにあり  
百年の計は子を教えるにあり  

我がグループ社で言う所の「未来からの反射」として、将来を如何にイメージできるのか?若人の刹那的な生き様では無く中長期の視点の重要性を知ってからは、志の大切さを強く感じています。