言志四録への感謝

8年ほど前から知っっていた言志四録をこの度法人として購入しました。
これを飯塚オフィスに通勤した際に毎朝新聞を読む前に1ページほど読みます。
就業時間まで残っている際も就業後に1~2ページほど読んでいます。
学ぶことが多くあります。

初めて知った時から言志四録を非常に刺激的に捉えておりましたものの、その時点は抜粋版を複数保有する形でした。
私自身が本ブログを始めるに至った際にも将来、言志四録のように日々の想いを纏めておくことが齢を重ねると共に意識が変化する中で振返りに良い効果を示してくれると思ったからです。
残念ながら、少しずつ字を丁寧にしているもののまだまだ自分の字を振返った際に読みやすいものでは無いので、このようにデジタル技術に頼って振返りを容易にしています。

100年人生時代と言われつつも健康でいられる期間を考えますと45歳である私は折返しに来ていると言えます。
これからの人生はしっかりと選択と集中をして、限られた時間の中で本質的に達成すべきことに取組んでまいりたいと思います。
セネカ氏の『人生の短さについて』を知れたこともとても有難い経験でした。
有限である人生の中で『我々は何者で何処から来て何処に行くのか?』を問い続けたいと思います。
まだまだ人生経験は未熟で至らないことが多くありますものの、同世代からしますと恵まれている体験も多くあります。
これらの経験に基づき、これからの人生においてはしっかりと道を見定め実践に価値を置きます。
その為には正しく学ぶことが大切です。
期待される、その為に学び実践を通じて結果を出す事でより大きな期待をされると言う好循環を生み出せることが大切だと感じています。
その為にも有限な人生をしっかりと理解して私自身が取り組むべきことに集中をして、結果を通じて社会に貢献していきたいと思います。
そんな暗夜のような道を歩むには一燈が大切です。
一燈とは志と信念だと考えていまして、その背中を押してくれる言志四録であることに感謝しています。

これからは個人で一朝一夕に解決できないアントロポセンの課題に向き合ってまいります。
一時代の課題でしかないでしょうけど、この課題を解決しなければ次世代に繋げることが出来ません。
次世代の繁栄の為に尽力して、更にその先の世代への貢献が出来るよう根源的・長期的に思考を深め続けます。