第14回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

表題の学会に参加してきました。
本学会への参加は初めてで、縁を頂き参加してきました。
結果からしますと熱意を持ったドクターが多くいらっしゃっていて、沢山の刺激を頂戴してきました。

well-beingなどを医療スタッフ独自の環境で解決する方法を考えていらっしゃったり、病院だけで解決できるものではなく社会的処方が必要であることや、人を動かすのはどこでもリーダーの情熱であったり、若い方々がマネジメントを教わり変わっていく姿の素晴らしさを体感できたりと大いに感じいることがありました。
自分自身を振り返りますと会社の立ち上げ当時から実はプライマリケアと大いに関わっていたことを今更ながらに知ることが出来ました。
何事も最初はリーダーの情熱から始まります。
私自身もそのリーダーの魅力を感じ様々な形で自分のできるお手伝いをしてきましたが、それがこのような素晴らしい活動に繋がっているのだと知ることが出来ました。
まだまだ、国の制度は追いついておらず、一部の献身的なドクターによって様々なことが支えられています。
ラストワンマイルを担う方々の素晴らしさを好意に甘えるだけでなく、制度として取り入れて持続可能な体制にまで整えていただきたいと思います。
沢山のデータが集まってきた中で、武漢ウイルス(COVID-19)によってまた時間を要すことになってしまうのかもしれませんが、プライマリケアの重要性を多くの方に知ってもらいたいと願います。
ドクターに限らず、生きている限りは皆が学び実践をしていかなければ、次世代に良い物を渡すことは難しいと考えています。

高い志を持っていても世の中は簡単には変わりません。
数年経って初めて兆しが見えてきて大きく動き出すまでには三十年以上掛かることも沢山あると思います。
しっかりと思い考え抜いたなら、行動は早い方が良いでしょう。

Live as if you were to die tomorrow; learn as if you were to live forever.
永遠に生きるかのように学べ。明日死ぬかのように生きろ。

との言葉にあるように常に学び、目の前のことに全力を尽くしたいと思います。
何かを動かし始めるのは容易では有りませんが、動き始めた物がうねりを伴うと止めることも出来ません。
微力は無力と異なると先日ある方から教わりました。
微力であっても志が有ればやはり動き続けることに大きな価値があると確信しています。
また、今回書き記すことの価値も教わりました。
リーダーは書き、配布すると共に直にもメッセージを伝えていくことで、動かしていかねばなりません。
自分自身を客観視するためにも記載することは有用なので、多くを書くことを実践していきます。

本学会がこれからも益々発展されることをこれからも祈念すると共に実応援もしていきたいと思います。
このような意図していない出会いや気付きにこそ多くの機会や刺激があることを改めて体感しました。
学会会場側には自分の意思で行くことはまず無いと思われるLEGOLANDもあり、散策時に正面入り口などから雰囲気だけでも体感できました。
普段なかなか行かない土地に行くことの価値をまた感じ入っています。
やはり『人・本・旅・呑・星』から貰う刺激は沢山あります。
学会で教わった本がまた手元に届き読むときを今から楽しみにしています。