次年度予算の楽しみ

4-3月期の企業においては、次年度予算の作成時期の組織が多いように思います。
御多分に漏れず、弊社組織も予算のくみ上げの真っ最中です。
併せて私自身は次年度の事業方針も検討を深めております。

過去からの延長と未来からの反射の割合が昨年度までと比してマインド含め状況が異なっています。
新入社員が入ってくれたことで組織の無いの風も大きな変化を感じます。
その影響は私自身にも強く響いています。
来年度にも新たな仲間を迎えるべく準備を進めることが出来ています。
それらの行為には当然に責任が伴いますので、しっかりと責務を果たすべく成長の角度を上げていきます。

『新しい葡萄酒は新しい革袋に』との言葉にある通り、力強い若手・新人を古い体制のままで包み込み続けることは出来ません。
しっかりと革袋自体も変化をしていく必要を強く感じています。
未来を先人が邪魔することがあってはならないと考えていますので、変われなければ革袋が退場するべきであり、そのジャッジを正しくできる自分でありたいと思います。
その為にも、現在東洋思想の中で教わっている『根源的』『長期的』に物事を見続ける能力を高めていこうと日々奮闘しています。
物事の本質を見極めることが重要であることを感じています。
その眼力を持って、最先端の技術を見極めなければ何事も短命に終わってしまうのだろうと歴史が教えてくれています。
大学院等で技術は学びつつ、本質に迫る教育に費用をかけて組織としての成長を果たせる布陣を構築していきます。

最近のトレーニングの一つで、エレベータの閉じる釦を押さないという行為をしています。
以前はせっかちな性格から、行き先釦を押す前にまず閉じる釦を押すことを子供達にも指導しておりましたが、致知の中にあったコメントから、『その程度の時間も待てない』自分にゾッとしました。
その程度の時間は思考を深める時間に充てるなど、精神を落ち着かせる機会を設けるようにしました。
そもそも閉じる釦を押すことは照明が点いたり、電気信号を送ることで電気コストも上げています。
閉じる釦を押さない人間が増えることは無用な電気使用も無くなる事に直結します。
施設管理の立場からも少しずつ周囲に伝えていきたい活動になりつつあります。

次年度からの更なる組織の成長に向け、引続き思考を様々深めると共に自分自身の技術も磨き上げ続けてまいります。