微力と無力は大きく異なる

修士論文の関係でお会いした方に教えてもらった言葉が表題です。
今週は同世代の方と接する機会が複数回有りました。
丁度、現場の実力はある程度認められているものの、役職や権限は与えられていない立場で、御自身も自分の実力がどんなものか迷っているような世代でも有ります。
学生時代や若手の頃とは世相も異なり、変化する価値観に戸惑ったりうんざりされているような方も多くいらっしゃいました。
話し合ったことは『諦めることを諦めよう』と言うことでした。
人生を流さず、若い頃に感じた熱い想いで次世代のために為すべきことをやっていきましょう。と伝えました。
そのような考えに至ると言うことは、他者から見ればまだまだ恵まれている立場に居る方々のはずです。
『諦める方を諦める』と言うのは公志園で教わった言葉でとても大切にしています。

今年も落ち葉集めの時期がやってきました。
繰り返しの作業の中で、表題を思い出しました。
この言葉を伝えることが出来ればまた同世代の反応も変わったのでは無いかと考えました。
落ち葉集めは毎年私に大きな示唆を与えてくれます。
結果として、先週から悩んでいた首の動きなどは大分良くなりました。
同じポーズをしているようで、自然の中の作業は常に動き続けています。
自然との付き合いや運動が如何に大切であるかを身を持って知りました。
思考を深めるにも自然はとても良い効果を生み出します。
これからも自然を通じて学びを深めて参ります。