天皇と儒教思想

先週読んだ『還暦からの底力』の中で紹介されていたのが、今回のタイトル本です。
改めて明治に行われた様々な改革の影響を感じました。
私達にとっては当たり前で、恐らくは長らく続いてきたと思っていたいくつかの伝統は、明治から始まっていることが多いことを理解しました。

修士論文作成の段階で本を読む機会が少々減っていましたが、改めて読書習慣を持っておくことの大切さを感じました。
自分の知らない知を得て、それを実践していくことで身に付けていく価値を感じます。
多くの人間は知らず知らずのうちに評論家になってしまいます。
当事者で有り続けることは容易ではないのかもしれません。
一度限りの人生の時間をどこでどのように使うかで、運命は大きく変わっていきます。
田口佳史氏の講義や月刊致知などを通じて、正しく生きることを学び実践していきたいと思っておりますが、周囲への伝播力はまだまだ甘いと感じています。

出口治朗氏が説く話を少しでも自分のものにするとともに自分自身の生活習慣を日々改め社会の為、次世代の為に魂を燃やし続けたいと思います。
この世の多くの問題は人間関係で起こっているので、少しでも解決して先に進められるよう本質的な課題に目を向けて、課題に取り組んでまいります。

多くのバイアスが有ることを認知しながら、いかに根源的・長期的に物事を捉えられるかが人間としての徳を高めることにもつながると確信し、中長期的課題に向き合い続けます。