九大の人間環境学府にお世話になった際に思わぬ機会で学べたことに感謝しているものの一つに統計学が有ります。
以降、さまざまな本を読んできましたが、非常に興味深く、正しく分析する力を身に付けることが出来ればより多くのことが為せることを理解しつつも、まだまだ結果として出せていない状態です。
多くのメディアを見ていても、相関関係にあるのか因果関係にあるのかを、断定を避ける表現をしつつもなんとなく因果関係があるような報道がなされることが多く有るように感じています。
現在は、多くのデータを入手することが出来ますが、これをどのように捉えるかで見えてくる世界は大きく変わってきます。
以前に聞いた講話で、世界にどのような補助線を引くかで、世界の見え方が変わり判断も大きく分かれてくるとのコメントに感銘を受けたことが有ります。
しかしながら、その新たな補助線を引くことの難しさを日々痛感しています。
現時点では、誰かが引いた補助線や相関関係が正しいものか、また因果関係であるのかどうかを見極めることを強く意識するようにしています。
都度、データを検証することが時間的にも難しいので、出典元を確認しながら、理屈が通っているかの確認をするようにしています。
新聞に記載されているか、著名人が発表されているかは別問題で、権威ある方でもトンデモ理論で話を展開してしまうこともあります。
バイアスが入ると検証が甘くなるのは人間の性なのかもしれません。
ビックデータがあれば、バイアスが無くなるかと言えば、そんなこともなくより都合よく解釈してしまう場合も有ります。
数あるデータをインフォメーションに変え、更にインテリジェンスに昇華していく能力は磨き上げ続ける必要が有ります。
統計学の端緒につけたことは、僥倖でした。
折角の機会をいただいたので、改めて統計学を学び続け、しっかりと血肉に変えていきたいと思います。