道徳教育『相馬野馬追の季節』を知って

毎年恒例の観桜会にて相双地区出身の方や在住の方とお会いする機会を頂戴してきました。
2年ほど前から野馬追の開催時期が七月から五月に変更になった事もあり、より話題は野馬追が中心となりました。
近年は開催日の変更や出場資格の改訂など話題になりやすい面も有りましたが、本年は大きな変化なく積み重ねの年となる見込みです。
そんな中、野馬追に関する内容が中学校の道徳に採用されたと聞きました。
既に教科書にも掲載されていて、文科省のホームページからもアーカイブにて拝聴することが出来ました。
郷土愛について考えるテーマとのことです。
早速に教科書もアーカイブも拝見しました。
我々にとっては当たり前のような内容では有りましたが、なるほど、それが如何に他の地域では異様とも思われるのだということを改めて自覚した次第です。
教科書の内容は東日本大震災の年に野馬追開催の是非を巡って様々な意見がある中、結果として野馬追は本質を捉えた形で例年とは異なる面もあった物の継承されました。
開催を決めてからも賛否があったと記載されていましたが、実施以降には感謝の言葉あれど、批判めいた意見はどこからも寄せられなかったという内容でした。
それは、郷土の誇りであり、継承への感謝であり、地域を表すものでもあるので,郷土愛とはこのような流れで出来るものではないか?と言う問いかけでした。

授業は『皆さんの郷土は何処ですか?』と言う問いから始まります。
郷土は、住んでいる所を指すのか?両親はたまた祖父母の生家の所在地を指すのか?好きな場所を指したりと人それぞれ異なることと存じます。
私にとっては紛うことなく相双地方になりますが、今や嘉飯桂地区にも子供を育てていた恩義も感じています。
人生を賭して出来ることには限りが有りますが、多くの方が自分や自分の周囲だけでなく、地域社会への貢献も大切な使命であることを理解して貰えればと思います。
引いては世界で起きていることはある意味で全て自分達とも繋がり得る物であることを忘れずに捉えて、実行して貰えれば少しでも良い世界にして次世代に繋げていけると確信しています。
日々、世の中は悪くなると思われる方は多くいらっしゃいますが、私自身は先人達の思いで少しずつ良くなってある面が沢山あると確信しています。
残念な時間は絶えてはおりませんが、多くの心ある方々の行動で世界は変えられると確信して善行を積み重ねたいと存じます。