五倫とカズに習う

孟子の五倫について改めて教わりました。
今までにも何度となく教わってきていましたが、更に血肉に刻まれる思いでした。
父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信を五倫として儒教において説いています。
各語の解説は控えますが、社会生活上の人間関係において避けられぬものであり、身近に感じやすいものであると思います。
平天下、治国、斉家、修身と繋がっているわけですが、修身において五倫はとても大切な行動であると捉えています。
自分自身を振返りますと、まだまだ至っておらず、今回再度教わった時点で、また一からやり直して行こうと覚悟を持つ事が出来ました。
人生は有限です。
果たしたい使命の為には、世界を変えるのではなく、自らが変わり続ける他ないと考えています。

そんな中、17日付の日経新聞に有りました三浦カズ選手のコメントには大変刺激を受けました。
私が小学生の頃に単身ブラジルに渡った学生の話は、全国のサッカー少年に伝わったことと思います。
その頃から、常にご自身との闘いに勝利を続けていらっしゃる姿勢にいつも刺激を受けていました。
今回、ポルトガルへの挑戦をされているとの事で大変な苦労が有ることと考えておりましたが、ご本人は『苦労を味わいたい』と発言されていました。
それもご自身のこれからの成長のためには、苦労が必要だと感じていて、今選択できる中で最も厳しい道を選ばれたということでした。
更には苦労が出来ることが恵まれているとも発言されています。
本当に素晴らしい考え方で頭が下がります。
ご自身を鼓舞される言葉として『成功したいと踏み出した時点で、成功は始まっている』と紹介されています。
私も多くの復活の呪文を備えていますが、今回のさまざまな言葉もそれに加えたいと思います。

今週は、懐かしい方や尊敬する方々とお会いする機会を持つ事が出来ました。
振返ると尊敬する方々は、私の挑戦にいつも背中を押してくださっているようにも思います。
その方々への恩返しとしてもしっかりと成果を出し、社会に還元していきたいと願います。
自分自身が大学院に通った理由なども『コンフォートゾーンから出る』事を常に実践しておきたいと思ったからでも有ります。
これからも成功のための挑戦を積極的に行い、常に居心地悪くとも成長できる環境に身を置くことを実践していきたいと思います。
その為にも五倫など基本的な人間関係の基盤創りをより大切に習い、実践していきます。
習うばかりでは無く実践が必要なことは、今まで多くの場所で実感し、骨身に刻んでいる次第です。