暑い日々

全国的に梅雨が明けて大変に暑い日々が始まっています。
空調稼動によるエネルギーコストの増大も気になりますけれども、この気候変動がどのようなトレンドを迎えていくのかは更に関心があります。

50億年の歴史を持つ地球からすれば、国内の70年程度の気象情報では計り知れない事が多分にあることと存じます。
『異常気象』と簡単に使ってしまっていますけれども、地球にとっては誤差にもならない程度の変化であることも多いでしょう。

賢いもの強いものではなく変化できるものが生き残ることは、歴史が証明しているように思います。
この気候変動が何を示すのか、その先にどのような未来が待ち受けているのかを想像しておくことはとても重要だと思っています。
目先の働き方改革とは別の意味合いでいくつかの職種に関しては劇的な変化を求められるように考えています。
特に現場を抱えている我々にとって気候による環境変化は、大きなインパクトを与えます。
服装や勤務時間など変化すべきことには柔軟に対応してまいりたいと思います。

地球の気候をコントロールしようとするのはとてもおこがましく避けておいたほうが良いと考えています。
与えられた環境の中で可能な限り快適に生活が出来るよう努めていくことに人類の叡智を使っていきたいと思います。
古典に学んでいく中で、人間の傲慢さはとても危険であることを感じてきています。
何事も支配下に置こうとするのではなく、どのように共生を図っていくのかがとても大切であると考えていますので、会社においても一社単独の生き残りではなく、競合や別業界含め多くの方々との共生について思いを馳せ、挑戦してまいります。

暑さは寒さよりも命の危険を感じづらいかもしれません。
暑さの厳しさも生命に大きな影響を与えますので、皆様におかれましては十二分に対策をしてもらいたいと心から願う次第です。