知的欲求

多くの人間には生まれながらに知的欲求があるように感じています。
業務に関することだと抵抗を示される方も多いようですけど、趣味の世界は正に個人の知的欲求を満たすのにとても適しているのだろうと思います。
ただ、更なる一歩を踏み出せば業務であろうとなかろうと知的欲求は探究心へと変わり、人生の質を上げてくれるように考えています。
我々は恵まれて年に一度グループ内での一般常識テストを受ける機会があります。
日経新聞を読んでいれば全て当たり前の話ではあるものの、未だ満点取得者はいないそうです。
やはり知識としてある程度の情報を有していても正確な知識とはまた異なることを示す興味深い結果にも感じます。
目先の業務だけでなく、我々の世界はどのように広がり繋がっているのか?をイメージできれば未来をある程度正確に予想できると言えるのではないでしょうか?
新聞に出ている情報が全て正確ではありませんけれども、断片的に出ている情報を繋ぎ合わせ、自分の頭で考え続けることで色んな解を得られます。
今週は建築・設備総合管理士の資格取得のための講習に参加していましたけれども、僭越ながら私が会社を設立した十年ほど前に思い描いていた施設担当としてあるべき姿を描いていたように感じました。
経験を経てあるべき姿は更なる進化を遂げておりますもののベースラインとしては、この程度の知識を有した施設管理スタッフを育成していきたいと考えました。
また、私どもはヘルスケア施設に特化している面もありますので、その辺の深化も必要に感じました。
いづれにせよ、自らで経験し、知識を蓄え、考え続けることで、理想論は見えてくるように思います。
自分たちが存在してる社会は、歴史と言う点で縦にも繋がっていますし、現代は宇宙含め全て繋がっていると見るのが正しいことと理解しています。
今見えている世界だけではなく、如何に広い視野を見ることが大切であるかを改めて感じました。

年末年始と多くの方に会う機会が増えますので、自らの探究心も楽しみつつ、多くの方から学ぶ恵まれた時間を過ごしてまいります。