行動から考動、そして皇道へ

今週参加させて頂いたセミナーで造語ではありますものの『考動』と言う考え方を教わりました。
スターフライヤーの社長が使われていたのですが、メッセージとしては大変わかりやすく私も活用したいと思いました。
改めて辞書で調べますとそもそも『行動』には自分で考えて行為を行うことも含まれてはいるようですが、一般解としては仕事と作業の分類のように、考動と行動と使い分けることで分かりやすさが増しているように思います。

今までのように製造業が国家を率いる産業ではなくなりつつある中、かつそもそも私の業界は製造業ではなくサービス業に分類される場所でもありますので、言われたことだけをするのでは無く、考えてから動く事が大切な事を日々痛感しています。
残念ながら改めて見渡しますと、多くの日本人は根本から考え直したり、思考を深める事を放棄しているようにも感じます。
ただこれはきっかけ一つで変えられる所もありますので、その機会を色んな場面で提供できる自分になりたいと思います。
その為には自らが学び続けてインプットを増やし、アウトプットの場も持つ事で良い循環が生まれると考えています。
日々の知識の蓄積に加え、幅広い人との接点の中でしか、イノベーションなどが生まれる機会は少ないと思っています。

行動について調べた際に『皇道』にも触れる機会が生まれました。
こちらは天皇陛下にのみ限られた言葉というよりも、帝王学としての学びも沢山あるように思います。
やはり人には徳が必要なのだと確信しています。
今後も中国古典等と照らし合わせても自らの行動が恥ずべきものでないかを考え続けます。

まずは、スタッフと話す際には『考動』を活用してみまして、皆で現実に起こっているパラダイムシフトについて考えるきっかけを設けて参ります。
時代は常に変革期、自らの意思で明るい未来を掴み取るその力を身につける人を一人でも多く増やせれば、次世代のお役に立てるものと確信しまして、先ずは率先垂範して事業としての成果を上げて参ります。