答えのない世界を生きる

以前に出口さんからの推薦図書として購入していた本に手をつけ始めました。
表題はその一冊です。

如何に自分の思考にバイアスがかかっていて、狭い了見でしか物事を捉えなくなるかという社会学者の丁寧な問題提起は、読書しながらも思考力を鍛えられます。
生涯学習が大切だと感じておりますので、継続しますけれども、その質を問い続けることも進めたいと思います。
特に日本からみた思考だけでは、これから自分が望んでいる世界での活躍は難しいことを感じます。
如何に多くの立場に立って考える事が出来るかで、多くの世界との接点を持つことが出来ると感じます。
そのためにも教養を磨くとともに、多くの方との議論を大切にしていきたいと思います。

吉川栄治氏の「我以外皆師」を改めて考え直している次第です。
他の方の経験値を如何に自分で消化して知識からの昇華を進められるかで、個人だけの思考よりも格段質の高い論理展開が進められるようになることを感じています。
ますます多くの方と触れ合い、これからも絶え間なく変化を続ける社会で、必要とされ、次世代の為に役に立つ人間になれるよう精進を進めます。
移動時間の読書は本当に自分にとって有難い恵まれた時間です。