築地の移転に思うこと

築地が83年の歴史に幕を閉じて、豊洲が稼働を始めました。

観光地として築地の市場外へは何度か行ったことがありました。

いつもその人の多さに感心をしていました。

ただ、以前から築地の衛生環境が望ましいものではないと聞き及んでいたので、鮮魚を取り扱うのに相応しく無い場所と理解をしていました。

移転に際し、様々な意見が出ていたのは周知の通りですが、私が強く感じたのは83年の時間を経ると、その時代で生きてきた人間には当然の世界となり、変化することへの拒絶反応がこんなにも強くなるのだということでした。

合理的な考えよりも感情が先に立ち、勉強不足な人間の単なる思い込みで多くの意思決定が成されていく事実を横目で眺めながら、自らの事も考える機会となりました。

行動経済学に変化を求めない現状維持バイアスなるものを理解もしましたので、当然なのかも知れません。

ここまで書いて本日の麻生グループのソフトボール大会の打ち上げが始まりましたので、筆を置きます。

このようなソフトボール大会ができることに心から感謝するとともに来年も同じように開催できるよう業務に尽力致します。

平成最期のソフトボール大会は素晴らしいものでした。