衆議院議員の解散総選挙が話題になっています。
いつものように流し読みしているメディアからは「解散の大義名分は?」「●●解散に当てはまる文字は?」などと大凡本質を理解していないタイトルが目に付きます。
政治家は、現実の世の中を生きていくものであって、理想論が全てではありません。
そもそも長くても期間には4年と言う定めがあります。
衆議院議員の解散権は総理にのみ与えられた専権事項です。
一般庶民が知る由もないであろう大きな流れや目の前の現実など色々なことを包含した上で、そのカードを切るわけですから、結果責任は伴っても現時点でどうのこうの言うのは、およそ無責任かつ現実を見えない方の発言だろうと感じているところです。
個人的には、自分自身の専権事項はなんであるかを見直す良い機会になったと感じています。
組織を任せれている以上、関わる方々の中長期的幸せを願い、様々な活動をしているわけですが、何より私が果たすべき役割は、社会の公器として役に立つ組織を継続させることであろうと考えています。
自分の内なる声に従った結果、第一歩が荒野に踏み出すこととなっても、その先には現在の仲間が見えていない未来があることに気づいてしまった以上、あきらめることなく歩を進めなければいけません。
組織の改編などいろんなことを考えて実行してまいりますけれども、それも全ては手段であって目的には成りえません。
私自らに与えれた権限を十二分に発揮しなければ、成り得る最高の自分になることは出来ないであろうと確信に近い想いに至りました。
権限を乱発するべきと言う話では決してありません。
普段から信念を通じて試行錯誤してきた結果として得られる自らの内なる声に如何に従い、歩むことこそが自らの使命であると考えます。
他の人に見えない未来を見据えて歩む旅路は孤独の道でもあるでしょう。
それでもその道を歩めること自体がとても幸せなことであると思います。
組織において自分にしか出来ないことはなんなのか?
他の人でも出来るのに自己満足のために作業をしていないか?
など自らを振返り確認すべきことは、多分にあると思います。
更には、
専権事項を手にしたときに打ちたい手は何手持っているのか?
自身の個性は発揮されているのか?
なども重要だと思います。
何事も画に描いているうちはまだまだでやってみてわかることの方が多くあります。
経験を通じて成長を手に入れていく気構えが無ければいつの世でも後塵を嘗め尽くすだけになるでしょう。
今年度の上期も終わろうとしています。
自らの成長角度が果たして今までに無いほどで達成できているのか?しっかりと振返り自らの内なる声に従って歩んでいく所存です。