新年度恒例

新年度を迎える際には会社創業時に書いていた自分の想いを読み返します。

創業時に思っていたことの一つで、『グループ内で最も経営者を生み出す組織にしたい』と言う物があります。
これに関しては、現時点では実質手付かずなのではないかと思い至りました。
社内にいずれ独立して企業内起業をするマインドが生み出していきたいと強く思っていました。
組織の大小ではなく覚悟をしっかり持った人間が増えることこそが、結果として力強くなり多くのことを成し得ると思っています。

これは決して容易な道ではありません。
もともと多くの孤独に打ち克つ人間を育てるという事が出来るものとも思ってはおらず、
そのような場を与えることでその環境から多くを得る人間を増やしたいと考えている次第です。

現時点ではそのような場や環境を自ら求めてはいないのかもしれません。
「Chiken and egg」でもあると思いますけど、ここを踏み出すのは経営陣からであろうと思います。
今期には改めてその想いを問い続け、経営者マインドにも力を入れていきます。

決して起業することが全てと思っているわけではありません。
私自身が起業ありきで生きてきまして、グループ内で起業することの有難味を強く感じておりますので、そのような思いの人間に機会を与えたいと願っているだけです。
一人二人とそのような人間が増えてくれば、引き寄せられることも有ると思います。

創業の精神を読み返すと当然これまでの歩みも感じることが出来ます。
変わらない課題、変わってきた課題を踏まえ、来年の今頃には成長を実感できる組織となるべく、まずは自らが成果・成長にどん欲になって進んでいきます。